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【ホンネ会議#16】パリから緊急提言! 議員よ、英語を話せ!


音声配信はコチラから



どうも皆さんこんにちは!衆議院議員の川崎ひでとです。

「川崎ひでとのホンネ会議」、今日はなんとパリからお届けしています!

すごい曇り空だけど、後ろにはエッフェル塔が…! (あのポーズはやりませんよ!炎上したくないので!笑)


実は今、パリで開催されたOECD閣僚理事会に、総務省を代表して出席しているんです。

詳しい内容は、後ほどブログとノートにめちゃくちゃ詳細に書くので、そちらもぜひ見てくださいね!



OECDって何? 日本がリードするAI国際ルール


簡単に言うと、OECD(経済協力開発機構)は、38カ国・地域が参加して、「より良い暮らしのために、より良い政策をやっていこう」という理念のもと、経済や環境などに関する研究や、国との合意形成を進めている組織です。


最近特に力を入れているのがデジタル・AI分野で、今回は平将明デジタル大臣がデジタル分野を、僕がAI分野を代表して参加しました。


実は、OECDにおけるAIの国際ルール作りには、日本がこれまでものすごく貢献してきた歴史があるんです。


  • 2016年 G7サミット情報通信大臣会合(高松市)

    • 日本がAIに関するルールを考えることをG7に提案。

  • 2019年 OECD AI原則採択

    • 日本の提案を受け、OECDで約3年間議論され、AI原則が採択されました。

  • 2022年 ChatGPT登場

    • AIの進化が加速し、「これは早くルールを作るべき!」という機運が高まります。

  • 2023年 G7広島サミット

    • 日本が再びOECD AI原則をさらに詳細化する「広島AIプロセス」を提案。

  • 2024年 OECDが広島AIプロセスを研究

  • 2025年 OECD閣僚理事会(コスタリカ議長国)

    • 日本が主導してきたAIに関する取り組みをコスタリカが引き継ぎ、「AIツールキット」を作成することに。AIツールキットは、AIの実装が進んでいない国でも、OECDのAI原則を参考にAIを導入できるよう、チェックリストのようなものを作るものです。


今回のOECD閣僚理事会では、これらの内容が合意され、来年2026年にはAIツールキットがリリースされる予定です。日本もAI法が成立しており、グローバルスタンダードを遵守しつつ、イノベーションも進めていく必要がありますね。



本当に伝えたいホンネはここじゃない!

さて、ここまで小難しい話をしてきましたが、実は今日皆さんに一番伝えたい「ホンネ」はここじゃないんです! 


それは… 「マジで国会議員は英語を喋れたほうがいい!」ということです!


僕は正直、高校生レベルの英語しか喋れないので、今回パリに来てめちゃくちゃ歯がゆい思いをしました。もちろん通訳さんはいるんですが、国際会議って、大きく分けて3つのパターンがあるんです。


  1. 大人数での会議

    • 各国の主張を述べる場。通訳さんがいればなんとかはなるけど、右耳から英語、左耳から日本語…っていうのは、正直気持ち良くないです。

  2. 二国間会談(1対1の対談)

    • ここが本当に重要! ぶっちゃけ話や込み入った約束事をする場なんですが、通訳さんを挟むと時間が足りなくなって、上っ面の話しかできないんです。

  3. ディナーミーティング

    • これも日本も海外も一緒。食事しながら打ち解けて、本音で話せる場が最も重要なんです。

今回シンガポール、そしてパリに来て、改めて痛感しました。各国の閣僚たちは、ほとんどの人がちゃんと英語を喋れるんです。なのに僕ときたら…聞き取りはできるんだけど、単語が出てこない! これが本当に恥ずかしい!


英語は議員活動のマストスキル!

だから、国会議員がこれからも議員活動をしっかりしていく上で、地元活動や経済の勉強はもちろん大切だけど、絶対に英語を学んだ方がいいと強く思います! 

これからのグローバル社会で、政治を支えていくなら、英語が喋れなきゃ話になりません 。

僕は今、この英語に関する劣等感が半端ないので、つい最近、議員会館の自分の部屋に若手議員2、3人を呼んで、海外からのゲストスピーカーを招いて英会話ランチ会を開きました。これがめちゃくちゃ良かったので、ぜひ続けていきたいと思っています 。

英語の勉強は、もはや議員活動の一部だと思っています。有権者の皆さんにも、この思いを伝えたい。日本がパワーアップしていくためには、国会議員だけでなく、経済活動をしている人たち、そして未来を担う若者たち、みんなが英語を喋れるようになるべきです! 


AI翻訳も進化しているけれど、感情が乗ったり、微妙なニュアンスを理解したりするには、まだまだ時間がかかります 。そんなのを待っている余裕はないんです。


いろんな言葉を学ぶことで、海外に来た時に、今まで見えなかった世界が見えてくるかもしれない。それが、きっと大きな財産になると思います 。


というわけで、今日は風が強くてめちゃくちゃ寒いパリのエッフェル塔を背景に、英語の重要性について熱く語らせてもらいました! 


今日も一日、パリでたくさんの会談や視察が待っているので、頑張ってきます! それではまた次回! 

 
 
 

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