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皆様、おはようございます!川崎 ひでとです。
始まりました【毎週ひでトーク】を今日も聴いていただき、ありがとうございます。
この放送は私衆議院議員 川崎 ひでと が、
気になるテクノロジーに関するニュース、
政治に関するニュース、
どーでもいい話などなどを、
勝手気ままにお話しする ゆるトーク番組です。
そして、この放送は働くママを応援する事業支援サービス
「Anymama」さんのご協力のもと、ブログとnoteに文字起こしをしています!
それでは参りましょう。
さぁ今日はですね、会社と役所の中身が全然違いすぎててんやわんやという内容でちょっとお話をしたいと思います。
ご存知の方もいらっしゃると思いますけれども、11月13日付けで総務省における「総務大臣政務官」という役割を頂戴いたしました。
この政務官というのは大臣・副大臣の次のポジションになります。
なので会社で言えばいわゆる管理職ということになってくるんですけれども、役所というところはですね、No.1・No.2・No.3というものは、省内から選ぶのではなくて、政治家がなるというふうな、いわゆるシビリアンコントロールの中で動いているので、僕のような政治家でもいきなりそういう政務官っていうところに着任するということができるのがこの国のシステムになっています。
それで僕はかつてNTTドコモの時も管理職をやったことがありますけれども、もう全然違いすぎて。はっきり言って、めちゃめちゃやりづらさを早速感じています。 まだ具体的に本格的な業務が始まってるわけではないので、
何とも言いづらいんですけども。
例えば、ぼくや大臣や副大臣っていうのは全員それぞれに部屋を与えられているんです。
大臣室・副大臣室・政務官室という形で部屋をあてがわれていて、そこに1人でいるわけですよ。
例えば総務省の中の〇〇課の人たちが、ある案件があって承認をもらいたい場合、これはもう普通の会社と同じで、課長が承認して部長が承認して、その上の頭取とか、代表取締役とかそういう人たちが承認して初めて実行されるというのは、これはどの会社もそんな感じだと思うんですけども、これは役所も一緒で、政務官が了承した後に副大臣が承認をして、そして最後、大臣が承認するというこういうエスカレーションフローになっています。
僕が会社でやってきた時には主任・主査というポジションと課長というポジション、部長というポジションはかなり近い距離感で同じ空間の中にいたので、例えば部下の子たちが案件を持ってきて、 「主査これどうですか?」 みたいなことがあって、そこで 「いいんじゃない。これで1回課長に持ってこう!」
となった時にはその主査と一緒に部下の子たちが課長のところに持っていって、課長に説明すると課長が 「いや、ちょっと、これこうなんじゃない?」
と言うと、それを主査含めてみんなで受け止めて、やっぱり改善できるっていうところもあるし
「いやいや、課長ここはこうですよ」
というふうな形で、ある種押し切ることも部下だけじゃ難しいかもしれないけれども主査の方がいれば、それができるっていうことは往々にしてあったわけです。
みんなが距離感近いからそういう話ができたんですけれども。
役所になると、役所の方々が僕の部屋に入ってきて、そして了承をもらう・承認をもらう。
その後、彼らは今度副大臣の部屋に行って、了承もらうわけですけども、そこで副大臣にいやいやと言われてペンと否認された場合は、その否認理由を持って僕の方に来て、そして僕の方に説明をしてくれるというスキームになるわけですよ。
面倒くさいですよね。
もう一遍に話聞いちゃえばいいのにって思っちゃう正直。
それこそ、みんなで話聞いて進めていった方が早い部分も当然あるし、少なからず僕が一緒に副大臣の部屋に行ってれば、副大臣がどういうことを言ったのかっていうのがよくわかるわけじゃないですか。
ましてやお互い、僕も副大臣も政治家の中で生きているので、やっぱり自分の住んでいる地域の現場の人たちの声・有権者の皆様の声もしっかりと聞いてきているので、やっぱりそこで認識合わせっていうのをすることって結構重要だし、かつ簡単だと思うんですよね。
だけど、やっぱ役所の中のルールは、政務官室に行って話をして、そして承認もらったら出ていって、今度は副大臣室っていうふうになっているので、すごく手間がかかってるように感じて仕方がないです。
正直 僕自身もこの業務で始めて今日でちょうど1週間なので、具体的な国会も臨時国会も通常国会も始まってないので、まだまだこんなこと言うのはちょっとおこがましいですけれども、正直民間の世界の中で生きてきた僕からすると、ちょっと違和感を感じているのが今です。
やっぱり僕は民間の経験を11年間したということを自分の最大限の強みとして思っているので、役所ももちろんそれはそれで素晴らしい文化もあるだろうし、やり方もあるだろうしっていうところもあるんだけれども。 何かこの働き方改革とか、どんどんどんどん社会問題が複雑化していって、スピーディーに解決をしなければいけないとなった時に、こういう業務改善っていうのができるといいんじゃないかなというふうに思います。 少なからず僕のところで話を聞くんだったら、副大臣と一緒に聞こうよってことはできるかもしれないので、そういうところから業務改善とかやっていきたいななんていうふうにちょっと思ったりもしました。 というわけで今日はですね、役所と会社のルールが違いすぎててんやわんやという内容でお話をさせていただきました。
それでは皆様 今週も1週間、張り切って参りましょう。
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