top of page
執筆者の写真HIDETO KAWASAKI

【朝礼A面】#14 NHKについて考えてみよう



音声配信はコチラから


【目次】

1.酒と信用

2.NHKについて考えてみよう



朝礼始めます。


おはようございます。衆議院議員の川崎ひでとです。


今日も川崎ひでとの朝礼にようこそ。


今日から8月ですね。


参議院選挙でね、禁酒をしていたんですけれども、山本さちこさんが当選したので晴れてお酒を解禁いたしました。



そうしたら、もうやたらめった弱いわけですよ!


そりゃそうだろ!なんですけど

めちゃくちゃ弱くなりました!



だからね、みんなで飲みに行くのが怖いわけですよ!酔いやすいからっ!


特に東京はね、いるじゃないですか!カメラ持った方々がね。



でね、

どうも私の尊敬する「武井壮」さん

あっ私武井壮さん好きなんです。



武井壮さんはお酒好きだけど飲まないんですって!

理由は「タレント」だから


タレントというのはテレビ局やスポンサーからの信用のもとで成り立ってます。



で、お酒というのは酔うと調子に乗ったり異性となんかあったりと色々落とし穴があると



なので、お酒でなんか失敗したら、信用を買ってくれた方々が莫大な損失を抱えるし、逆にそうした信用がある人がテレビやCMで使ってもらえるから


だから、現役タレントであるうちはお酒は飲まないらしいです。



正直このスタンスは僕ら政治家にこそ必要ですよね!


僕らは本当に票という名の信用をいただいているので、酒で失敗はしちゃいけないんですよね。



だけど、一方で何故世の中に酒があるのかを考えると、



まぁ色んな理由があるんでしょうけれど

「人と人とが打ち解け合う」っていうのを助けてくれるアイテム的要素があるからなんだと思います。



要は信用してもらうためのアイテム的側面もあるわけです。



人として信用してもらう必要性と政治家として信用してもらう必要性


これを叶える必要があるわけです!



そこで、前回お話ししたZoom飲みですよ!


これね、極めてクオリティの高いZoom飲みがこの僕の窮地を救うんじゃないかと



なので、Zoomスナックみたいないわゆるオンライン飲みに自信がある方!ぜひ誘ってください(笑)教えてください(笑)



 

さてさて、今日はA面

真面目な話しですね。「NHKについて考えてみよう」です。


僕は今自民党の情報通信戦略調査会の事務局次長をさせていただいております。



この調査会で今何をやっているかというと、「公共放送の在り方」なんですね。



公共放送ってきくと、所謂NHKなんですけれど



この話をする前に皆様に知っておいて欲しい単語は #インフォデミック です。



インフォデミックっていうのは、インフォメーション(情報)とパンデミック(大流行)が合わさった造語なんですけど、



パンデミックはこのコロナで皆様もお分かりのとおり、爆発的に広まっちゃうことなんですね!

あんまりいい意味じゃないです。



じゃあインフォデミックって何かというと、

今はSNSとかを通じて、誤った情報や、そもそもあってるのか間違ってるのかすら分からない曖昧な情報が飛び交ってるじゃないですか!?



これです!これがインフォデミックです!



で、よく政治家も

「皆さん、誤った情報に流されることなく」


みたいなこと言うでしょ?


これって難しくない?



だってこれだけ個人で発信できる世の中になっちゃうと、「専門家」とか「評論家」って肩書きが付いちゃってる人の意見は信じちゃうよね。



それこそ、ひろゆきさんが正しいのか池上彰さんが正しいのかなんてわからないから皆信じちゃうじゃないですか?



そんな中でどうやってあってる情報と間違ってる情報を判別するねんっていう。。。



でね、ここでNHKの役割を考えて欲しいんです。


フジテレビとかTBSとかの民放はね、やっぱり民間なので「営利目的」なんですよ。


だから、ウケがいい放送にいきますよね。


そこに呼ばれるコメンテーターも、その先に視聴者じゃなくてお金を払ってくれるスポンサーがいる訳ですから、それ用の振る舞いをされるわけですよね!



一方でNHKは政府から認められた公共放送事業体なんです。



なので、変な主観なくしっかりと公平な視点で正しい事実を伝えることが義務なんです。


だからCMもスポンサーもないでしょ?

スポンサー入れたら、そのスポンサーの商品が売れるように視聴率が上がる放送をしたりしなきゃいけないじゃん。



だから公共性を保つためにはNHKはスポンサー制度ではないわけです。


そうすると、じゃあこの公共放送を維持するのはどうするの?ってこと


当然取材して、編集して、放送することにお金がいるし、そこに携わる社員の給料もあるし




だから受信料なんですね。





受信料をいただいて維持するわけです。

お金を製作会社や社員に払うわけです。



NHKの受信料ってきくと「いや、私見てないし」って言われるんですけれど



そうじゃなくて、なんとかこの公共放送を維持するためにお金が必要で、



これを税金にすると、テレビがない、つまり「見たくても見れない環境にいる人」までお金を取っちゃうことになるので、



テレビという「NHKを見られる環境にいる人は助けてね」っていうのがいわゆる「受信料」なんです。


これがうまく伝わってないから「私見てないから」っていう理屈が出ちゃうのよ。



なので、まず「受信料」って名称は変えたほうがいいと思います。



正しくは受信装置設置費なんだよね。

テレビという受信装置を持っている人の義務料なわけです。


もっと言えば純粋に「公共放送維持費」とかの方がいいんじゃね?って思うんですよね。



 

あと、「最近の若者はテレビ見ない」ってよくいうじゃん?


だけど、これ総務省にお願いして実際データ取りたいんだけど、


そもそもロンバケとかダウンタウンのごっつえぇ感じとか見てた、テレビがっつり世代の僕らでもNHKは見てないんですよ。



だから、「NHKの受信料低下=若者のテレビ離れ」っていうのはちょっと「?」なんですよね。


これは分析する必要があると思います。



あと、民放もスマホでネット動画見る時代で、なんでそこで有料のオンデマンドにしちゃったの?と思います。



だって、単純にテレビからスマホに代わったんだったら、ドラマを無料で流して、そこにスポンサー入れてCM流せばいいじゃん!

YouTubeも間にCMあるじゃん?



それをいきなり定額制にするわけでしょ?


そうするとオンデマンドのハードルがいきなり上がるわけよ。



この戦略の理由がぜんっぜんわからない!



 

で、話を戻すと

自民党の中でも「NHKの料金は受信料以外あり得ん!!」

「ネット放送して、ネット利用料として徴収することはまかりならん」って議員もいるんです。



僕からすれば何でやねん!なんですよ。



だって、冒頭言ったインフォデミックな世の中で「信用できる放送」っていうのはNHKの超重要なミッションじゃないですか!?



で、それを流す手段は時代の変化に合わせて変えればいいと思ってます。


だからネット活用も補助業務じゃなくて、本来業務に変えて、維持するためのお金はみんなで出し合うべきだと思ってます。



だって、正しいことを取材して、精査して、確認して、分かりやすくしてってさ、もうかなりの負荷じゃない?社員さんは




だからその方々が生活できて、食べれるようにしてあげるべきだし、



何よりそういった公共放送を守ること、もっというと公共としての正しいコンテンツを流さなければならない会社はみんなで支えるべきだよ!



公共放送はみんなでお金を出して支えるべきだし、そうするとNHKはその信用を裏切らないためにしっかりと公共放送をするっていうこと




冒頭で僕のくだらない酒話をしましたけど、ここに行き着くんです!


ようは信用のやり取りっていうのが大切なんですよ!



僕らが一票投じていただいた分しっかりと国政を進めるのと同じように


NHKに、受信料という名の信用をいただいているのであれば、しっかりとその責務を果たす。



当たり前じゃないですか?



時代に合わせて、テレビの放送だけじゃなくて、他のプラットフォームを使いながら民放はしっかりマネタイズすればいいし、NHKのことも支援してほしい。



NHK見ないから

じゃあなくて、




信頼のおける放送を残しておく意味をしっかり捉えて、インフォデミックになったときに何処に戻って来ればいいかを知ってなきゃいけないんです。



NHKなら安心だね

がより必要なんですね!



僕「NHKはインターネット視聴だろうがテレビ視聴だろうが、公共の安心できる放送を維持するためにはお金を出し合うことは必要」で


「そこんとこ肝に銘じてNHKは放送を作るべき」

というのが僕のスタンスです。



もちろん反論ある方もいると思うけど


これだけ色んな出来事起こってて、

視聴率取りたいためにウケのいい放送作って、


何が正しいかを知りたいときに戻れる場所がない世の中を考えると怖いです。




みんなインフォデミックに対するワクチンないんだもん!!



ここはみんなにも考えて欲しいんです。



というわけで、今日も一日張り切っていきましょう!!



バイバイ

閲覧数:48回0件のコメント

Comments


bottom of page