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歴史が動いた日。日本初の女性総理誕生と、私自身の「卒業」


音声配信はコチラから

この記事は、stand.fmにて配信している

「川崎ひでとの【ひでトーク】」を 生成AIを用いて要約したものです。



そして、この放送は働くママを応援する事業支援サービス

「Anymama」さんのご協力のもと、

ブログとnoteに文字起こしをしています!



今週の配信もぜひ聞いて・読んでみてくださいね。

皆様、こんにちは。衆議院議員の川崎ひでとです。

いつも「毎週ヒデトーク」をお聞きいただき、本当にありがとうございます。



今、このポッドキャストを収録しているのは、2025年10月22日の早朝5時です。

いつもよりずいぶん早い時間ですが、それには理由があります。

通常、この番組は「ママさん」をゲストMCにお招きし、対談形式でお送りしていますが、今週は予定していた内容を急遽変更させていただきました。



というのも、昨日、

日本の政治史においてあまりにも大きな、歴史的な出来事があったからです。




そう、日本初となる、女性の内閣総理大臣が誕生したのです。



この歴史的な瞬間と、それに伴う新しい内閣の顔ぶれについて、私の視点からリアルタイムでお伝えすることこそが、今、皆様と共有すべき最も大切なことだと感じました。布団の中からの収録で、少しポケポケとした内容になるかもしれませんが、歴史が動いた直後の興奮と、私の率直な思いをお伝えします。




昨日、第104代内閣総理大臣として、高市早苗総理が選出されました。日本初の女性総理大臣の誕生です。




首班指名選挙の議場は、独特の緊張感と高揚感に包まれていました。

傍聴席には、この歴史的瞬間を一目見ようと、本当に多くの方々が詰めかけていました。これほど多くのギャラリーがいらっしゃったのは、やはり「日本初の女性リーダー」が生まれる瞬間への、国民的な関心の高さを物語っているのでしょう。



もちろん、ここに至る道は平坦ではありませんでした。

少数与党としての船出となり、野党がまとまる動きへの懸念など、政権運営の難しさを予感させる幕開けでもありました。しかし、結果として衆議院では過半数を確保し、参議院では決選投票の末に無事選出され、高市早苗新総理が誕生したのです。



まず何より、この新しい扉が開かれたことを、一人の政治家として、そして一人の国民として、素直に喜びたいと思います。



そして、総理が誕生すれば、すぐに注目が集まるのが「内閣の顔ぶれ」、すなわち組閣人事です。今回、高市総理が選んだ布陣は、私にとって非常に「熱く」、そして「身の引き締まる」ものでした。




なぜなら、そこには、私が政治家として苦楽を共にし、切磋琢磨してきた「同世代」や「同期」の仲間たちが、真正面から抜擢されていたからです。



今回の人事で、まず私の目に飛び込んできたのは、小泉進次郎さんと、山形県選出の鈴木憲和さんの入閣です。この二人と私には、非常に大きな共通点があります。

それは、「同い年」であること。

私たちは皆、昭和56年度(1981年~82年早生まれ)に生まれた、いわゆる「56年会(ごろくねんかい)」の仲間です。




この「56年会」は、党派こそ違えど、同じ時代に生まれ、同じ社会課題を共有する同級生として、年に2回ほど集まっては、政治談議に花を咲かせる会です。そんな仲間の中から、今回一挙に2名も閣僚が誕生したことは、言葉にならないほどの誇らしさを感じます。



特に、鈴木憲和さんの農林水産大臣への就任は、まさに適役中の適役と言えるでしょう。彼は当選5期目にして初の大臣就任となりますが、もともと農水省の出身であり、政策にも現場にも精通したプロフェッショナルです。日本の食と農という国の根幹を、同い年の仲間が担う。これほど頼もしいことはありません。



進次郎さんも、憲和さんも、これから大臣としての重責を担います。これでもう、我々「56年会」の集まりも、閣僚が2名となると、お店選びから警備まで、これまでのように気軽にはいかなくなるかもしれませんね。それは少し寂しくもありますが、同世代が日本の中心で汗をかく姿は、私自身の活動にとっても最大の起爆剤となります。



「同世代」の入閣が「誇らしさ」だとすれば、私にとって「驚き」と「喜び」を持って迎えられたのが、「同期」の仲間の大抜擢です。



まず、何と言っても松本尚さんのデジタル大臣就任です。彼は国会議員としては私と同期、当選二期目での入閣となります。正直、これには本当に驚きました。松本さんといえば、もともとはお医者さんであり、ドクターヘリの第一人者として活躍された方です。皆さんもご覧になったかもしれないドラマ『コード・ブルー』の監修も務められた、まさに「スーパードクター」



率直に言って、これまで彼に「デジタル」というイメージはあまりありませんでした。しかし、彼は医療現場という最も過酷な最前線で、物事を動かしてきた「めちゃくちゃなやり手」です。デジタル庁が抱える省庁間の壁や、旧態依然としたシステムを打破するには、彼のような卓越した実行力と突破力こそが必要なのかもしれません。同期の仲間が、日本のデジタル化という重要課題の舵取り役を任されたこと。これは本当に凄い人事だと思います。



そしてもう一人、同期から尾崎正直さんが官房副長官に選ばれました。

私は彼に「おめでとう」と、心からの祝福を送りたいと思います。



尾崎さんもまた、とてつもなく優秀な「スーパープレーヤー」です。三重県の鈴木英敬知事と同様、高知県知事を三期務めた後、国政に転身された方です。彼も私と同じくデジタル政策に精通しており、デジタル政務官も経験しています。



実は、この「毎週ヒデトーク」でも以前ご紹介した、デジタル政策を進めるための議員グループ「PMT」でも、彼とは一緒に活動してきました。知事としての行政経験と、国政でのデジタル政策の知見。その両方を併せ持つ彼が、総理の右腕である官房副長官として内閣の中枢に入ることは、日本にとって計り知れない財産となるはずです。




この他にも、最年少大臣としてパワフルな小野田紀美さんが入閣されるなど、新内閣はまさに「サプライズ」と「実力主義」が融合した布陣となりました。



ちなみに、今回はすべて自民党議員で組閣されており、これまで公明党の指定席だった国土交通大臣ポストも、自民党の金子恭之さん(熊本県選出)が就任されました。



まさに、高市総理の「色」が鮮明に出た新内閣。この後、本日中にも副大臣・政務官の人事が決まります。もしかしたら、一期生の仲間からも政務官が誕生するかもしれません。私自身も、固唾を飲んでその発表を見守りたいと思います。



さて、このように新しい内閣の顔ぶれに日本中が注目している、まさにその同じタイミングで、私、川崎ひでと自身も、一つの大きな節目を迎えました。




昨日をもって、約1年間にわたり務めさせていただいた、総務大臣政務官としての任期が、無事に終了いたしました。




昨年の11月、まさに「青天の霹靂」という言葉がぴったりの、突然のお電話で拝命したこの役職。振り返れば、あっという間でありながら、濃密な1年間でした。



与えられた任務は、主に「情報通信分野」

そして、「総務省の内部改革」




この二つの領域で、私は自分なりの「仕事」を残すべく、全力で走り抜けてきました。

この場をお借りして、その取り組みの一部をご報告させていただきます。



情報通信分野での最大のミッションは、現代社会の病理ともいえる、SNS上の「偽・デマ情報」対策でした。 SNSは私たちの生活を豊かにする一方で、悪意ある情報が瞬時に拡散し、時に人の命や社会の安定さえも脅かします。この見えない脅威に対し、いかにして「表現の自由」を守りながら「情報の安全性」を担保するか。


非常に難しい舵取りでしたが、プラットフォーマーとの議論や法整備に向けた土台づくりに、政務官として深く関わらせていただきました。


また、日本の代表として海外に出張し、国際会議の場で各国の閣僚と渡り合い、日本の立場を主張し、国際的なルール作りに貢献できたことも、信じられないほど貴重な経験となりました。



そしてもう一つ、私が命を懸けて取り組んだのが、総務省の内部改革です。 

政治家が政策を実現するためには、それを支えてくれる官僚、つまり「仲間」たちの力が不可欠です。彼らが最高のパフォーマンスを発揮できる環境を作ることこそ、政務官である私の責務だと考えました。



そこで私が変革に着手したのは、霞が関の古き良き(あるいは悪しき)慣習でした。



皆さんは信じられるでしょうか。

これまで総務省の役人たちは、仕事で使う「名刺」を、自腹で印刷会社に発注していたのです。あるいは、自分で作るしかなかった。


私はこれを知った時、愕然としました。

仕事の道具を、なぜ個人が負担しなければならないのか。これを「当たり前」にしてはいけない。


私は省内で粘り強く交渉し、このルールを変更させました。「自腹」ではなく、きちんと「公費」で、印刷会社に発注できる。当たり前のことですが、この「当たり前」を実現するために、多くの仲間が動いてくれました。



もう一つは、異動の内示(ないじ)のルールです。 これまでの慣習では、職員の異動が本人に伝えられるのは、わずか「1週間前」でした。

1週間後に、あなたの勤務地が、あなたの仕事が、全く別のものになるかもしれない。

これでは、本人はもちろん、家族もたまったものではありません。引越しの準備も、子どもの転校の手続きも、心の準備もできません。


私は、これも「働く仲間」に対する敬意を欠くものだと感じ、「1週間前ルール」を「2週間前ルール」へと変更するよう、主導させていただきました。



名刺も、内示も、傍から見れば小さなことかもしれません。



しかし、日々国のために身を粉にして働く仲間たちが、より良い環境で、誇りを持って働けるようにする。そのために汗を流し、実際に「形」にできたことは、私にとって何よりの誇りです。




この1年間、村上大臣をはじめ、誰一人欠けることなく任務を遂行できたこと、そして何より、私の秘書官として支えてくれた古田君をはじめ、総務省のチームみんなが支えてくれたことに、心からの感謝を捧げます。




内閣の一員として行政の内部から国を動かす経験。

これは、与党議員だからこそ得られる、最大の「強み」です。


政務官としての任期は終えましたが、私の政治家としての仕事は続きます。これからはおそらく、党の部会に戻り、一人の議員として「政策づくり」の最前線に復帰することになるでしょう。


総務省で得た行政のリアルな視点、SNSのデマ対策の知見、そして省庁改革の経験。

この「与党でしかできない経験」のすべてを、今度は党での政策づくりに注ぎ込みます。




新しい内閣が発足し、私の役割も変わります。 

高市新総理のもと、大臣になった同世代や同期の仲間たちを全力で支え、そして私自身も、三重県の皆様、そして有権者の皆様が「日本はもっと良くなる」と実感してもらえるよう、これからも全力で政策を前に進めてまいります。




引き続き、皆様の応援をよろしくお願いいたします。

今週も1週間、張り切ってまいりましょう! https://www.kawasakihideto.com/blog

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