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皆様、おはようございます!川崎 ひでとです。
始まりました【毎週ひでトーク】を今日も聴いていただき、ありがとうございます。
この放送は私衆議院議員 川崎 ひでと が、 気になるテクノロジーに関するニュース、
政治に関するニュース、
どーでもいい話などなどを、
勝手気ままにお話しする ゆるトーク番組です。
そして、この放送は働くママを応援する事業支援サービス
「Anymama」さんのご協力のもと、ブログとnoteに文字起こしをしています!
それでは参りましょう。
さあ今日はですね、今年も行かせていただきました、NTTのR&Dフォーラム2024についてレポートをさせていただきたいと思います。
今年もお誘いをいただきまして、NTT武蔵野研究開発センタで開催されました、NTT R&Dフォーラム2024に尾﨑正直 衆議院議員と一緒にお邪魔をさせていただきました。
これ毎年お邪魔をさせていただいているんですけれども、今回は一応、総務大臣政務官という役割をいただきましたので、その役職のもと行ってまいりました。
僕のこの総務大臣政務官の中での担務っていうものの中に、この情報通信というところは、もうメインで入ってくる内容なので、なので最近の動向だったり、あるいは未来に何が起きるのか、そして、それに向けて日本政府は何を応援すべきなのかっていうのを知るためにも、こういう現場視察ってのはとても重要になってきます。
NTTさんも今回の目玉は何といっても『IOWN(アイオン)』ですね。
いわゆる電気の代わりに光を使って様々な機械を動かそうという、ざっくりとそんな感じなんですけども。
これ何がすごいかっていうと皆さん、パソコン・携帯電話とかってお使いだと思うんですけども、このパソコンや携帯電話の中にはいわゆる電気回路というものが入ってるわけです。
例えばパソコンだったら緑のあのボードが入ってるわけですよね。
その上にいろんなチップがついて、それぞれが電気で動くというような仕組みになっているんですけども。
皆様もご経験あると思うんですけども、長時間使ってると熱くなるじゃないですか?
熱くなると、当然動きが悪くなってしまうので、なので冷却ファンっていうのがフィーンて動いて、冷却をすると、そうすると冷却するのもまたそこに電気がかかるというようなものになっていますよね。
これをですね、この電気で動く部分を全部光に変えてしまおうというのが、このIOWNなんです。
これを光に変えると電気のように、いわゆる電力消費がまず無いわけです。
電力消費が無く、そして熱くならない。
これも電気と違って熱くなりません。
熱くならないので、例えばパソコンなどで言うと、すごく状態がベストな環境で長時間動くわけです。
今までのように電気で動いて熱くなるとどんどんパワーダウンしていくということが、光だとなくなるんですね。
そして先ほど言ったように光だと熱くならないので、冷却ファンのようなものの装備がいらない、そしてそこに使う電力もいらないっていうことで、早いし、そして軽量化も進むし、電力消費もなくなるから、めっちゃエコを叶えられるのが、まさにIOWNなんですね。
いくつかの現場を見させていただきましたけれども、何段階かあって。
例えば建物と建物を光で結ぶというところ。
日本対台湾、日本と台湾をこのIOWNで結ぶことによって、全く遅延がなくリアルコミュニケーションが取れるというもので、場所と場所を繋ぐというIOWN。
そしてパソコン。パソコンの中の機械と機械。
さっき言った緑のボードと緑のボードを繋ぐ役割をこのIOWNで行う。
というのが二つ目のステージ。
そして三つ目になると、パソコンのチップとチップをIOWNで繋ぐ。
最終的には半導体を構成する部品までもIOWNにしてしまうと。
つまり半導体の小さいものの中もIOWNにしてしまうというような構想までもたれています。
徐々に徐々に世の中に出てくる仕組みになっているので、もう一刻も早く出てほしいなと思っています。
これを出すために総務省・国としてもしっかりと予算を積んで、そして応援をしてあげるというのが、すごく重要なものになってきますね。
あとはNTTが独自開発しているAI『tsuzumi』というAIも見させていただきました。
これも前回お邪魔したときに比べて圧倒的に進化していて、具体的なものでいうと、介護ロボットです。
もうおじいちゃんが1人でいる部屋にロボットも1台あって、例えばおじいちゃんが冷蔵庫を閉め忘れたとなると、その冷蔵庫を閉めに行ってくれるっていうのが、このロボットなんですね。
これ何がすごいかって、今までは冷蔵庫が開けっ放しだったら、何分間開けっ放しだったら閉めに行くっていうプログラムの範囲内で動くっていうのがこれまでのロボットなんですけども、そうじゃなくてAIは自分で考えて自分で閉めに行くということをやってくれるんです。
いわゆるその環境下において、このおじいちゃんが過ごしやすい環境をしっかりと保つというのが、このロボットの与えられた役割だとしたら、
おじいちゃんが過ごしやすい環境を阻害するものは何だろうか?
どうすれば過ごしやすい環境にできるだろうか?
みたいなことをAIが自分で考えて、自分で作業してくれるっていう、すごい技術でした。
すごい技術である反面、やっぱりこれは今まで以上に責任を持って使わなきゃいけないなというふうなことも思いましたので、やっぱり『AI責任法』というものをしっかりとアップデートしながら、こうした科学技術を社会実装すべきだなというふうなことを改めて感じました。
色々な技術、他にも宇宙産業を見させてもらったり、光量子コンピュータの最新の動向を見させていただいたりと本当にたくさんの技術が詰まったNTT R&Dフォーラム2024でしたけれども、しっかりと日本で社会実装するために、総務大臣政務官として頑張っていきたいと思います。
それでは皆様 今週も1週間、張り切って参りましょう。
じゃあね!
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