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🤫【ひでとの裏譚】獣害とジビエ、狩猟を産業に変える構想

## 💡 はじめに――お盆明けの憂鬱と、盆踊りの日々

どうも、川崎ひでとです。おはようございます。
8月17日、ひでとの裏話を撮っていきたいと思います。

いよいよお盆が明けて、憂鬱な気分で出社されている方も多いのではないでしょうか。もっとも、私に関して言えば、あまりお盆休みらしい休みがあったわけではありません。

お盆はお盆で、地域の初盆回り(初盆のお宅へのご挨拶回り)があったり、夜には地域の盆踊りへの出席があったりと、割と体力的には忙しい日々になりました。Instagramをご覧いただいている方には、その様子が伝わっているかもしれません。

さて、今日の本題です。
地域を回っていると、地元の皆さんが今まさに悩んでいる、ある切実な問題が見えてきました。それは**獣害(鳥獣被害)**です。鹿、猿、猪——こうした野生動物による被害が、本当に深刻なのです。

今日はこの獣害の実態と、その解決策として私が考えている「**狩猟を産業に変える**」という構想、そして意外なキーワードである「**DAO**」の活用について、深く掘り下げてお話ししたいと思います。


## 💡 「盆踊り出て何になる」という声への本音

本題に入る前に、少しだけ本音を漏らさせてください。
政治家が盆踊りに顔を出していると、「あんな踊りに出ている暇があったら、仕事をしろ」とおっしゃる方が、中にはいらっしゃいます。

しかし、どうしても選挙というものを考えたとき、政治で何をやったかということ以上に、「どれだけ地域の人たちのところに顔を出したか」「顔を売ったか」ということが評価されてしまう。これが、残念ながら選挙のあり方なのです。

ここには、抗いたい部分もあります。しかし、私もこれはもう、政治家になってきたのかな、と受け止めている自分もいます。落選してしまっては、そもそも話になりませんから。それに、周りの人たちを説得できるだけの材料が、なかなかないのも事実です。

周りの人たちは、「あの候補は来てくれた」「あいつは来ていなかった」と、どうしても相対評価で物事を考えます。だから選挙になると、盆踊りに顔を出すことが吉と出るのか凶と出るのか、誰にも分からないのです。

たとえば、相手候補が勝ったとして、「あいつはこまめに地域を回っていたからだ」という評価に、どうしてもなってしまう。必ずしもそれ自体が直結するわけではないのですが、なんとなく、そう思ってしまう。だからこそ、地域のイベントに出られる限りは出た方がよいというのが、正直な実態なのです。

そういう意味で、今回も実は二日間ほど在京当番があり、もどかしい思いはしたのですが、できる限り週末の盆踊りのイベントには出席させていただきました。今年は例年以上に、なんだか日程が被っている気がします。いろいろな場所で開催が重なってしまい、ちょこちょこっと顔を出しては帰る、ということを繰り返しています。一か所に長くいた方がよいのか、複数箇所にちょこちょこ行った方がよいのか——これは悩ましいところです。まあ、今年は念願の浴衣を着てイベントに出られたので、それ自体は嬉しいことでした。

## 💡 地域の切実な悩み――獣害の実態

さて、今日は地域を回る中で見えてきた、地元の皆さんの悩みをお伝えします。

いろいろな地域の悩みがあり、それぞれ場所によって異なります。しかし、座談会などで様々な方に話を聞くと、皇室典範がどうだ、消費税がどうだ、といった国政の話は、実はほとんど出てこないのです。事業者の方々からは、多少はそうした話も出ますが、「何か聞きたいことはありますか」と尋ねると、やはり**地元の道路のこと**などの、地域に密着した話になっていきます。

そして、その地域の実態としてよくよく聞いてみると——今、伊賀や名張を回らせてもらうと、もう、とにもかくにも**獣害**なのです。
獣害、つまり鹿、猿、猪といった問題が、ものすごく切実な問題として存在しています。

昨日行った名張の竜口(りゅうぐち)という地域は、結構な山間部で、家が坂の上、山の上に連なっています。はっきり言って、冬になったら道路はもう凍結して、あの路面を登れないというくらい、強烈な立地です。こうした地域の人たちが、本当に鹿に悩まされているのです。

都市部に住む方には想像しにくいかもしれませんが、山と暮らしが隣り合わせの地域では、野生動物との距離が本当に近い。玄関を開ければ、そこに鹿がいる。そんな環境なのです。

たとえば、奥様の趣味が園芸で、お花を育てていたとします。すると鹿が一日で全部食べてしまう。あるいは、初盆用に丹精込めて育てていたスイカを、猿が入ってきて食べてしまう。こうした被害が、日常的に起きているのです。

丹精込めて世話をしてきたものが、たった一晩でめちゃくちゃにされてしまう。その悔しさ、やるせなさは、被害に遭った方でなければ分かりません。しかも、それが一度きりではなく、繰り返し起きるのです。これでは、園芸や家庭菜園を楽しむ気力さえ奪われてしまいます。

## 💡 個人の努力では、もう限界

こうした比較的小さな規模でやられている方々には、当然ながら、農水省からの補助金が出るわけではありません。電気柵を取り付けるような費用の補助がないのです。

そのため、ご自身でホームセンターへ行き、ネットを買って張り巡らせたり、あるいは自腹でフェンスのようなものを建てたりして対応されています。しかし、本物のフェンスとなると、当然お金がかかってしまう。だからといって、フェンスのようなもので簡易的に対応しても、それは根本的な解決にはなりません。なぜなら、その地域においては、**住民の数よりも鹿の数の方が、圧倒的に多い**からです。本当に、多いのです。

先日、伊賀市の服部川のところにも行きました。服部川の中州の中に、なんと**五十匹くらいの鹿が生息している**らしいのです。川の中に、なんだか小島のように林が生えていて、そこに五十匹もの鹿が住み着いている。これでは、相当困ってしまいます。

「ここを何とかしてほしい」というのが地域の人たちの思いですが、なかなか難しい。仮にその場所から鹿を追いやったとしても、今度は他の地域に同じように迷惑をかけてしまう形になる。だから役所としても、この問題をどう解決していいか分からない、という状況があるのです。

## 💡 狩猟者の高齢化という、もう一つの危機

加えて、こうした「狩猟」という話になると、動物愛護団体の方々から、「動物が可哀想だ」というお声も上がってきます。動物を愛する思いがあるのは、非常によいことだと思います。私も、動物は大好きです。

しかし、実際にこうして人間社会に危害を加えてしまっている状況があり、一生懸命に農作物を育て、皆さんのために食料を育ててくれている人たちが、生活できないという事態になってしまった場合には、やはりここは何とかしなければならない、と思うのです。

これを何とかするためには、やはり捕獲していくしかない。つまり、**狩猟をしていくしかない**、という状況です。
ところが、ここにも大きな問題があります。狩猟免許を持っている方々が、もうおじいちゃんばかりになってしまっているのです。高齢化が進みすぎて、地域として、これ以上やっていけない。だからこそ、**狩猟免許を持つ若者を増やしていかなければならない**のです。

## 💡 捕獲した後の「重労働」という壁

そして、鹿やイノシシを捕獲した後、どうしているのか。
実は、写真を撮って役所に送ることで、その時点でお金(報奨金)が発生する仕組みになっています。その後は基本的に、処理場で埋設するか、ご自身でさばいて食べるか、という形になります。

しかし、おじいちゃんたちにとって、イノシシなどは非常に重い。軽トラに乗せることすら、一苦労なのです。だからこそ、こうしたところで**ロボティクスを活用できないか**、あるいは根本的に、若者がなんとか増えるようにできないか——そんなことを考えています。

考えてみれば、これだけ天然の、いわゆる**ジビエのお肉**が、もう目の前にゴロゴロ転がっている状況なのです。これを活かさない手はありません。

## 💡 ジビエを「儲かる産業」に変える

そこで私が考えているのが、このジビエの消費を、うまく経済的なサイクルに乗せられないか、ということです。これは本当に、そう思います。

政府からの補助金——それも、一頭当たりいくら、というような補助金ではなく、きちんと捕獲した個体を、その場でさばいて、たとえば真空パックにして海外へ輸出する。こうしたことができれば、「なるほど、狩猟は儲かる産業だ」ということになり、狩猟をしてくれる人たちも増えるのではないか。そう考えています。

ここが、発想の転換の肝です。
これまでの獣害対策は、「一頭捕獲したらいくら」という報奨金型が中心でした。しかしこれは、あくまで「駆除」に対する対価であって、産業ではありません。捕獲した個体は、多くの場合そのまま埋設され、廃棄されてしまう。せっかくの天然資源が、コストをかけて捨てられているのです。
これを、解体・加工・流通という一連のバリューチェーンに乗せることができれば、「駆除」は「生産」に変わります。害獣が、資源になるのです。

日本のジビエは、実は品質が高いと海外で評価されています。特にフランスをはじめとするヨーロッパでは、ジビエは高級食材として珍重されます。適切に処理された鹿肉やイノシシ肉には、確かな需要があるのです。
国内でも、ジビエ料理を提供するレストランは着実に増えています。この需要と、目の前にある豊富な資源を、きちんとつなぐ仕組みさえあれば、狩猟は十分に「儲かる産業」になり得ると、私は考えています。

もちろん、一気に狩猟者が増えすぎると、それはそれで、また別の意味で生態系に異常をきたしてしまうかもしれません。ここは、私も勉強不足なので、何とも言えない部分です。
しかし、この三重県の産業を、特に伊賀や亀山、名張の方の産業の活性化を図るために、少し仲間を集めて、この**狩猟から流通までをしっかりとやれる体系**を作っていきたいと考えているのです。まずは、狩猟で儲かったという事例を、しっかりと作ってみたい。小さくてもよいので、成功事例を一つ作れば、それが次の担い手を呼び込む呼び水になるはずです。

## 💡 「銃を扱う」ことのハードル

ただし、狩猟には難しい面もあります。銃を扱うとなると、それなりにかなりの制約があるのです。だからこそ、銃以外の方法も、あわせて作っていかなければなりません。

銃を扱うとなると、たとえば一軒家でなければならない、といった条件があります。また、素行調査が入ったりもします。酔っ払って、しょっちゅう夫婦喧嘩を夜にしているような人には、なかなか銃は持たせられない、という話にもなる。ですから、銃を持つにあたっては色々と厳しい制約が発生してしまい、なかなか狩猟者は増えていかないだろう、という現実があります。

だからこそ、銃以外の方法を、しっかりと考えなければなりません。
銃の次には、電気ショックでイノシシを倒すというやり方もあります。しかし、これもなかなか難しい。イノシシの後ろに回り込んで電極を刺すというのは、相当にフットワークが軽い人間でなければできなさそうなのです。他にどんな方法があるか——ここは、また周りの方々の意見を聞いてみたいと思っています。

## 💡 狩猟仲間を「DAO」で集める

こうした構想を実現するためには、一緒にやっていく仲間を見つける必要があります。そこで、少し話が飛ぶようですが、私は**DAO**を活用できないか、と考えています。

DAOとは、いわば分散型の自律的なコミュニティのことです。すでに、**TOMAJODAO**という事例があります。これは、トマト農家の方が、農業のコミュニティを、デジタル社会上で形成してくれた、というものです。こうしたDAOのような仕組みを、狩猟の世界でもしっかりと作っていきたいのです。

なぜDAOなのか。
こうした情報を、自分がゼロから一つひとつ生み出していこうとすると、かなりの時間と労力がかかってしまいます。そうではなく、今すでに取り組んでいる人たちのノウハウを学びながら、進めていく。それを、仲間と一緒にやっていきたい、という思いなのです。

狩猟の免許取得から、捕獲、解体処理、そして流通・販売まで。
こうした一連の知識やノウハウを、DAOという形で共有し、蓄積していく。そうすれば、これから狩猟を始めたい若者も、ゼロからではなく、先人の知恵を借りながらスタートできます。デジタルの力で、地域の一次産業の課題を解決する——これこそ、私がやりたいことなのです。

DAOという仕組みの良さは、参加者が対等な立場で、自律的に貢献し合える点にあります。誰か一人のリーダーが全てを取り仕切るのではなく、狩猟が得意な人、解体が得意な人、流通に詳しい人、海外輸出のノウハウを持つ人——それぞれが持ち寄った知恵が、コミュニティ全体の資産になっていく。地理的に離れていても、デジタル上でつながることができる。これは、担い手が点在する中山間地域の課題解決と、非常に相性が良いのです。TOMAJOが農業の世界でそれを実証しつつあるのですから、狩猟の世界でも十分に可能だと、私は確信しています。

## 💡 まとめ――一次産業から六次産業への流通を

今日は、地域の切実な悩みである獣害の実態と、それを逆手に取って「狩猟を産業に変える」という構想についてお話ししました。

目の前にゴロゴロと転がっているジビエという資源。これを、捕獲から解体、加工、そして流通・輸出まで、一つの産業として確立できれば、獣害対策と地域経済の活性化を、同時に実現できるはずです。そのために、狩猟者を増やし、DAOで仲間とノウハウを共有し、儲かる仕組みを作っていく。これは、一次産業から六次産業までをつなぐ、大きな挑戦です。

もし、こうした一次産業から六次産業までの流通に興味がある方がいらっしゃれば、ぜひDMなどで教えていただければと思います。一緒に、この構想を形にしていきましょう。

それでは、今週も一週間、張り切ってまいりましょう。じゃあね。

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### 📌 今回のハイライト

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✔ **① 地域の切実な悩みは「獣害」** 
伊賀や名張を回ると、鹿・猿・猪の獣害が本当に深刻です。服部川の中州には鹿が五十匹生息との情報も。個人がホームセンターのネットで対応するにも、住民より鹿の数が多く、限界を迎えています。

✔ **② 狩猟者の高齢化と、捕獲後の重労働** 
捕獲するしかないのに、狩猟免許を持つのはおじいちゃんばかり。イノシシは重く軽トラにも乗せられない。若者を増やし、ロボティクスの活用も考えるべき局面です。銃の制約が厳しく、銃以外の方法も模索が必要です。

✔ **③ ジビエを産業に、DAOで仲間を集める** 
目の前のジビエを、解体・真空パック・海外輸出まで「儲かる産業」に変えたい。TOMADAOのように、狩猟から流通までのノウハウをDAOで共有し、仲間と一次産業から六次産業までをつなぐ挑戦をします。
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#獣害対策 #ジビエ #川崎ひでとの裏話

この記事は音声配信「ひでとの裏譚」(2026年8月17日収録)をAIで文字起こし・構成したものです。

記事の続きは…

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