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2025.6.3自民党モータースポーツ議員連盟総会


皆さん、こんにちは!


6月3日に開催されました「自民党モータースポーツ振興議員連盟」の総会にて、大変光栄なことに、私が事務局長を拝命いたしました。この分野を力強く牽引してくれていた友人・山本左近 前衆議院議員の後任として、大変身が引き締まる思いと同時に、日本のモータースポーツの未来に向けて、さらに力を尽くしていきたいと決意を新たにしております。





総会では、本当に多くのモータースポーツ関係者の皆様から、熱のこもったご報告やご提案をいただきました。



多様な団体の声、モータースポーツの今


日本レースプロモーションの上野代表からは、スーパーフォーミュラ選手権におけるファミリー層の増加など、新たなファン獲得への手応えが語られました。また、山本直樹選手からは、ドライバーの視点からメカニック育成の重要性と、母校である栃木県の作新学院での具体的な取り組みについてご紹介があり、大変感銘を受けました。




日本モーターサイクルスポーツ協会の鈴木会長からは、ロードレースだけでなく、スノーモビルやトライアルといった多様な二輪競技の現状、そしてカーボンニュートラル燃料の導入や女性活躍推進部会の設置など、先進的な取り組みについてご説明がありました。


特に、トライアル競技における電動化の進展は、環境技術のショーケースとしても注目されます。ラリージャパン実行委員会の高橋委員長(豊田市長)からは、昨年のラリージャパンが50万人を超える観客動員を記録し、メディア露出効果も241億円に上ったという素晴らしい成果が報告されました。


また、小中学校でのラリー教室を通じた交通安全教育への貢献など、地域社会との連携も強調されていました。恵那市の小坂市長からは、カーボンニュートラル燃料の体験イベント開催など、具体的な行動計画も示され、期待が膨らみます。インタープロトモータースポーツの関谷代表からは女性だけのフォーミュラレース「KYOJO CUP」が新たなフェーズに入り、海外からも注目されるカテゴリーへと成長している様子が語られました。


20名もの女性ドライバーがフォーミュラカーで競い合う姿は、多くの人々に勇気と感動を与えてくれることでしょう。女性実況アナウンサーの起用や女性カメラマンの活躍など、女性が輝ける場を多角的に提供している点も素晴らしいと感じました。


私自身もかつて富士スピードウェイにて観戦させていただきましたが、大変エキサイトしました!




全日本ラリーの津田事務局長からは、国際格式に近づきつつある全日本ラリーの盛り上がりや、ハイブリッド車も参戦可能な新クラスの導入など、進化を続けるラリーの姿が報告されました。


日本自動車連盟(JAF)の村田部長からは、引き続き各競技団体が活動しやすい環境づくりに尽力していくとの力強いお言葉をいただきました。また、日本自動車工業会をはじめ、トヨタ、ホンダ、日産、三菱、スバル、マツダ、ヤマハ、カワサキといった多くのメーカーの皆様からも、それぞれの立場からモータースポーツ振興への熱い想いや、昨今の関税問題など喫緊の課題についても言及があり、議連としてもしっかりと対応していく必要性を改めて認識いたしました。



最重要課題:サーキットの通信環境改善へ


そして、今回の総会で特に活発な議論となったのが、「サーキット会場における通信環境の整備」についてです。GTアソシエーションの坂東代表から、多くの来場者が集まる主要サーキットにおいて、携帯電話が繋がりにくかったり、チームや主催者間の無線通信に支障が出たりする現状について切実な訴えがありました。


ファンの皆様がリアルタイムで情報を共有したり、レース映像を楽しんだりするためにも、また、チーム運営や安全管理の観点からも、通信環境の抜本的な改善は喫緊の課題です。


これを受け、大岡敏孝幹事長代行から、臨時基地局の設置といった過去の対応事例や、ローカル5Gなどの新技術活用の可能性、そして費用負担の仕組みづくりといった具体的な論点が示されました。


そして、この重要な課題に迅速かつ効果的に対応するため、古屋圭司議連会長のご判断により、本議連にプロジェクトチームを立ち上げ、大岡先生を座長として、関係省庁や民間事業者の方々にもご参画いただきながら、スピード感を持ってこの問題に取り組んでいくことが決定いたしました!


私も事務局長として、このプロジェクトチームの活動を全力でサポートし、サーキットに来場される全ての皆様がストレスなく通信を利用できる環境の実現、そしてそれがモータースポーツの新たな魅力創出や地方創生にも繋がるよう、汗をかいて参ります。







未来に向けて

今回の総会では、8月3日に富士スピードウェイで開催されるスーパーGTシリーズの視察や、10月に計画されているスーパーフォーミュラとKYOJO CUPの視察についてもご案内がありました。


私も積極的に現場に足を運び、生の声を聴き、肌で感じながら、政策に活かしていきたいと考えております。モータースポーツは、技術の粋を集めた競技であると同時に、多くの人々に夢や感動を与え、地域を活性化する素晴らしい力を持っています。


事務局長として、古屋会長、そして議連の先生方、関係省庁、全国のモータースポーツを愛する皆様としっかりと連携し、日本のモータースポーツがさらに飛躍できるよう、全力で務めてまいる所存です。引き続き、皆様の温かいご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。今後の議連の活動にも、どうぞご注目ください!


自由民主党 衆議院議員

モータースポーツ推進議員連盟 事務局長川崎 ひでと


 
 
 

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