📻Voicy"山古志村ラジオ"に出演させていただきます!
- HIDETO KAWASAKI

- 8 時間前
- 読了時間: 8分
この記事は、音声配信「川崎ひでとのアップデート・ログ」をAIで要約したものです。
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皆様、おはようございます。衆議院議員の川崎ひでとです。
2026年2月28日、土曜日。2月もいよいよ最終日となりました。
今日の「アップデート・ログ」は、朝5時半、溜池山王の駅から国会議事堂前に向かって歩きながら収録をしています。風が強いため、マイクに雑音が入ってしまっていたら申し訳ありませんが、朝のキリッとした冷たい空気を感じながら、ライブ感たっぷりにお届けしたいと思います。
明日からは3月、そしてあっという間に年度末に突入しますね。
企業にお勤めの方や経営者の皆様は、決算に向けた準備で本当にバタバタされている時期かと思います。
そして個人の方々にとっては、避けて通れないのが「確定申告」の時期です。 皆様、もうお済みでしょうか? デジタル大臣政務官の私としては、ぜひともマイナポータルを活用したオンライン申請(e-Tax)をご利用いただきたいと強くお勧めいたします。スマートフォンとマイナンバーカードがあれば、税務署の長い列に並ぶことなく、自宅からスムーズに申告が可能です。
かくいう私自身も、「しっかりやらなきゃな」と思いつつ、日々の公務に追われて後回しになりがちです。「この日のこの時間に絶対にやる!」とカレンダーにスケジュールとして落とし込んで、やり忘れのないようにしなければと自戒しているところです(笑)。
さて、今日のアップデート・ログでは、昨晩私がゲスト出演させていただいたVoicyの番組での気づきと、現在Xで話題になっている「あるトークン」の騒動から見えてくる、日本のweb3政策の現在地と未来について、じっくりと深掘りしてお話ししたいと思います。
1.限界集落の奇跡「山古志村DAO」が示した、地方創生の新たなカタチ
昨日の夜、私はVoicyで配信されている「山古志村ラジオ」の番組にゲスト出演させていただきました。
この番組は、新潟県長岡市にある山古志村を拠点に活動されている方々が配信しているものです。
山古志村といえば、2004年の新潟県中越地震で甚大な被害を受け、全村避難を余儀なくされた地域として、記憶に残っている方も多いと思います。その後、懸命な復興を遂げたものの、やはり過疎化と高齢化の波には逆らえず、人口減少という深刻な課題に直面し続けていました。
ふるさと納税の限界と、「DAO」というブレイクスルー
地方の過疎地域が財源を確保する手段として、真っ先に思い浮かぶのが「ふるさと納税」です。しかし、ふるさと納税は基本的に「魅力的な返礼品(特産品)」というモノの競争になりがちで、すべての自治体が勝者になれるわけではありません。
そんな中、山古志村の人々が目をつけたのが #web3 の技術、具体的には「DAO(分散型自律組織)」と「NFT(非代替性トークン)」でした。 彼らは、山古志特産の「錦鯉」をモチーフにしたデジタルアート(Nishikigoi NFT)を発行し、これを購入した世界中の人々を「デジタル村民」として迎え入れたのです。
これは単なるデジタル画像の販売ではありません。NFTを持っている人は、山古志村の未来をどうするかというプロジェクト(DAO)の意思決定の投票に参加できる仕組みを作りました。
つまり、「そこに住んでいなくても、山古志村を応援したい、関わりたい」と思う人々(関係人口)を、国境を越えて集め、新しい村のコミュニティをオンライン上に創り上げたのです。
昨晩のラジオでは、この前代未聞の挑戦を立ち上げた中心メンバーの方々と熱く語り合いました。彼らの「かつての元気な村を取り戻したい」という執念と、最新テクノロジーを見事に融合させた行動力には、何度お話を伺っても感銘を受けます。
2.政府のweb3政策の原点と、薄れゆく「地方創生」の文脈
実は、この山古志村の取り組みこそが、日本政府の国家戦略を動かす大きな原動力の一つになったという事実を、皆様はご存知でしょうか?
政治を動かした山古志村の存在
岸田政権時代、政府の経済財政運営の指針である「骨太の方針」の中に、初めて「web3の推進」や「NFTの活用」といった言葉が明記されました。
この背景には、「山古志村のような限界集落が、web3の技術を使って関係人口を創出し、世界中から資金と共感を集めている。これこそが次世代の地方創生のモデルだ! 政治がこれを後押ししなくてどうするんだ!」という、私たち若手・中堅議員の強い危機感と熱意がありました。
当時、塩崎彰久議員や神田潤一議員といったテクノロジーや金融に精通したメンバーと共に、党内で一生懸命に働きかけを行いました。その結果として、政府の公式文書にしっかりと位置づけられたのです。
そして、この方針は岸田政権から石破政権へ、さらに現在の高市政権においても、「web3やNFTを用いた地方創生を後押しする」という形でしっかりと引き継がれています。これは、一過性のブームではなく、国家の長期的な戦略として定着した証であり、非常に喜ばしいことです。
「投機」ばかりが目立つ現状への危機感
しかし一方で、最近の状況を見ていると、私の中である種の「歯がゆさ」を感じているのも事実です。
政府の文書には確かに「地方創生」の文脈が残っているものの、世間のニュースや世間の関心は、どうでしょうか?
ビットコインの価格が過去最高値を更新した、新しい仮想通貨で大儲けした……といった「暗号資産の投機的な側面」ばかりがクローズアップされ、本来私たちが最も重視していた「web3技術を使った社会課題の解決(地方創生など)」の文脈が、どこか遠くに追いやられてしまっているような印象を受けるのです。
もちろん、金融資産としての市場が盛り上がることも重要ですが、技術の本質的な価値は「コミュニティの形成」や「新しいガバナンスの形」にあります。
山古志村のように、泥臭く現場で奮闘し、地方創生のためにweb3を活用している方々は全国にたくさんいます。私たち政治家は、今一度そうした現場の方々との接点を持ち、彼らの声を拾い上げ、投機ではない「本質的なWeb3の社会実装」のチャンスを作っていかなければならないと、昨晩のラジオ出演を通じて強く再認識しました。
3.謎の「サナエトークン」騒動から考える、法規制のジレンマ
さて、web3や暗号資産に関連して、最近X上で一部界隈を騒がせている事象があります。
それが「サナエトークン」と呼ばれる謎のトークンの出現です。
誤解のないように最初に申し上げておきますが、これは高市早苗総理ご自身が発行したものでは一切ありません。 総理を応援する(あるいは便乗する)どこかの個人や団体が、勝手に総理の名前や顔写真をモチーフにして発行し、流通させているミームコインのようなものです。
これは違法なのか? 金商法の壁
この「サナエトークン」について、政治家としての私の見解を正直に申し上げると、「金融商品取引法(金商法)」などの現行法に抵触する可能性が非常に高い、かなり危うい存在だと見ています。
実態のないトークンを発行し、不特定多数の人に売買させて資金を集めるような行為は、投資家保護の観点から厳しく規制されるべきものです。現在、金融庁を中心に関係当局が、このトークンが違法な資金調達や詐欺にあたらないかどうか、しっかりと調査を進めているはずです。
「グレーゾーン」が存在する意味と政治の役割
では、なぜこのような怪しげなトークンが次々と生まれてくるのでしょうか。
それは、裏を返せば、この分野に対する「市場の圧倒的な需要」があり、同時に、法的にまだ白黒がはっきりついていない「グレーゾーン(未開拓の領域)」が広がっているからです。
テクノロジーの進化スピードは凄まじく、法律の整備は常にその後追いになってしまいます。
現在、政府の金融審議会などでも、web3時代における新たな金融規制のあり方について活発な議論が行われています。ここで政治に求められるのは、非常に難しい舵取りです。
「怪しいから、詐欺が多いから」と、全てを厳格な規制でガチガチに縛ってしまえば、日本のスタートアップ企業は身動きが取れなくなり、海外へ流出してしまう「web3鎖国」に陥ります。
一方で、規制を緩めすぎれば、今回のような怪しいトークンで一般の消費者が大きな損害を被るリスクが高まります。
「イノベーションの加速」と「消費者(投資家)の保護」
この一見相反する2つの要素をいかに両立させ、日本の強みを活かせるルールをデザインするか。これこそが、私たち政治家が取り組むべき本丸です。
AI時代におけるブロックチェーンの真価
Web3やブロックチェーンという単語は、一時期のバズワード的な熱狂が去り、今は少し落ち着いたフェーズに入っています。しかし、技術としての重要性は増すばかりです。
特に、昨今の生成AIの爆発的な進化により、世の中には「本物そっくりの偽画像」や「フェイクニュース」が溢れかえるようになりました。
この「何が本物か分からない時代」において、「このデータは改ざんされていない本物である」と証明できるブロックチェーン技術の汎用性は、社会インフラとして不可欠なものになります。
AIの進化とブロックチェーンの社会実装は、車の両輪として進んでいくべきものです。ぜひ皆様にも、投機的なニュースだけでなく、テクノロジーの進む先として、この分野の未来に注目し続けていただければと思います。
おわりに:東京駅へ向かう足取り
さて、歩きながらお話ししているうちに、そろそろ地下鉄に乗る時間が近づいてきました。これから電車で東京駅へと向かいます。
地方の限界集落を救う希望の光から、法規制の網の目を縫う怪しいトークンまで。web3というテクノロジーは、人間のあらゆる欲望と可能性を映し出す鏡のようです。
デジタル大臣政務官として、この光と影をしっかりと見極めながら、日本の未来をアップデートするための政策作りに邁進してまいります。
確定申告がお済みでない方は、今週末にぜひマイナポータルを開いてみてくださいね!(私もやります!)
それでは、皆様、良い週末をお過ごしください。
また次回のログでお会いしましょう。じゃあね!




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