【Voicyテクポリ】日本の港、実は頑張ってます!〜若手議員と国交省港湾局のガチトーク〜
- HIDETO KAWASAKI
- 2 日前
- 読了時間: 4分
⚠️こちらの記事は音声配信Voicy"テクポリ”を文字起こしし、生成AIにて自動要約させたものです。
📻音声配信についてはコチラからhttps://voicy.jp/channel/3876/6767499
こんにちは!今回は、ちょっと聞き慣れないけど、私たちの暮らしを陰で支えている「港」のお話です。先日、若手議員と国交省港湾局の方々が、日本の港について熱い議論を交わす勉強会があり、私も参加させていただきました!
いざ聞いてみると「へぇ〜!」となることがいっぱいだったので、皆さんにもシェアしちゃいますね。
1. 改めて考える「港」
日本の港って、実はとても歴史が古いんです。昔は中国や朝鮮半島との玄関口として、江戸時代には北前船が行き交う物流の要として栄えてきました 今でも、全国に約900もの港と2,700以上の漁港があるんです。
港の役割は、ただ船が来るだけじゃないんです。
私たちの生活に必要なものを運んだり(物流)
旅行でクルーズ船に乗ったり(人流)
工場が港の近くに集まったり(産業立地)
離島に住む人たちの暮らしを支えたり
地震や台風などの災害が起きた時に、物資を運ぶ拠点になったり
と、本当にたくさんの顔を持っているんです。特に、外国から入ってくる貨物のほとんど(90〜95%!)は、船で運ばれてくるんですよ 。
港って、まさに日本の経済の「縁の下の力持ち」なんです!
港の形もいろいろあって、自然の地形を活かした「天然の良港」(舞鶴港みたいに)や 、大きな川の出口にある「河口港」 、あとは、人間が頑張って内陸を掘って作った「掘込港」(苫小牧港とか鹿島港が有名みたい)なんていうのもあるんですよ 。
2. 乗り越えたい5つの壁
そんな大切な港ですが、実は今、いろんな「壁」にぶつかっているんですって。勉強会で挙げられたのは、主にこの5つ。
船がどんどんデカくなってる! 世界の船って、びっくりするくらい大型化してるんです。でも、今の日本の港だと、深さが足りなくて、全部の船が入れないことも。世界最大のコンテナ船(24,000個ものコンテナを積める!)が入れる港は、日本では横浜港しかないんだとか 。
物流をスムーズにしたい! 大きな船が来ると、一度にたくさんの荷物が降りてきますよね。それをトラックに積んで運ぶための道路整備とか、港と陸の連携をスムーズにすることが課題なんだそうです 。
洋上風力発電を支えたい! 最近よく聞く「洋上風力発電」って、大きな風車を海に作るんですよね。その巨大な部品を運ぶために、しっかりした岸壁が必要になるんです 。
台風や気候変動に負けない! 最近、大型台風で港が被害を受けるニュース、よく聞きますよね 。地球温暖化で海面が上がってくる可能性もあるので、堤防を高くするなどの対策もしなきゃいけないんです 。
地震に備え、古くなった施設を直したい! 南海トラフ地震みたいな大きな地震に備えるのはもちろん、古くなってきた港の施設をちゃんと直すことも、急がないといけない課題なんです 。
これらの課題を解決するには、港の施設を新しくしたり、修理したりする工事(ハード整備)が必要なんですけど 、その工事に使う「作業船」が、この20年で半分くらいに減っちゃってるんですって 。これじゃあ、普段の工事も、災害が起きた時の復旧も、大変になっちゃいます。
3. 「海上物流の静かなる有事」って何!?
実は今、日本の港には、ちょっとドキッとするような「静かなる有事」が起きているんです。日本から欧米へ直接行く船の便が減ってきていて、釜山(韓国)みたいな海外の港で、貨物を積み替えることが増えているんですって
これって、どういうことかというと、
荷物が届くまでに時間がかかっちゃう
輸送のコストが上がっちゃう
もし海外の港でトラブルがあったら、日本のサプライチェーン(製品を作るための供給網)が止まっちゃう
なんていうリスクがあるんです。実際に、コロナ禍の時は、釜山経由だと日本の港経由よりも荷物が届くのが最大10日も遅れたことがあったそうですよ 。
そこで、国は「国際コンテナ戦略港湾」として、東京港・横浜港(京浜港)と大阪港・神戸港(阪神港)を選んで、力を入れているんです 。目標は、海外の巨大港と張り合うというよりは、日本の荷主さんの大切な貨物が、安定してスムーズに運べるようにすること!
国内の貨物を集めて、港の近くで新しい産業を生み出して、港の施設を強化する、という3本柱で頑張っています。
4. お金と、これからの港
港の整備には、やっぱりたくさんのお金がかかります 。今は国と地方自治体がお金を出し合っているのが現状です 。でも、海外の港はすごい勢いで整備を進めているのに、日本は財政が厳しいこともあって、なかなか追いつけない。。。
民間の力を借りることも必要じゃないか、といった議論も出してもいいんじゃないかな〜とも思います。
今回の勉強会を通して、普段はあまり意識しない港が、実は私たちの生活や経済に深く関わっていて、たくさんの課題を抱えながらも、未来に向けて頑張っていることがよく分かりました。私たちも、もっと日本の港に注目して、応援していきたいですね!
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