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【毎週ひでトーク】ハイプサイクルとweb3中間提言について

更新日:2022年12月30日

音声配信はコチラから




おはようございます。衆議院議員の川崎 ひでとです。


「毎週ひでトーク」今週も聞いていただきありがとうございます。



国会も終わり、地元・三重県に戻って参りました。

平日に地元にいるのは約3ヶ月かな?なかなかね、土日は企業さんはお休みなので、この平日に企業廻りを中心に活動をさせてもらってます。


 

さてさて、今週は「ハイプサイクルとweb3中間提言」というタイトルでお送りします。


先週ね、自民党web3PTで中間提言書を取りまとめました。


平 将明座長の元で、塩崎彰久事務局長を筆頭に、メンバーそれぞれがWGの弁護士と省庁と話し合いながらこの中間提言書を取りまとめたんですが



僕はね、「無許諾NFT」の部分と「賭博の該当性」の部分を担当させていただきました。


平さんのHPや塩崎さんのnoteに詳細が記載されているので、ぜひweb3関係者は読んでください。



というわけで、タイトルにあります「ハイプサイクル」


「ハイプサイクルってなんやねん?」と思う方多いと思いますが、


ハイプサイクルっていうのは、元々アメリカのガートナー社っていうIT分野中心に助言とか調査をする会社なんですけど、そこが出した定義で



新しいテクノロジーっていうのはこういう段階を経て世の中に受け入れられてますよ〜っていうのをグラフで表したものなんです。


5つの段階で表しているんですけれど


STEP1:黎明期

新技術とか新製品が発表されたり、イベントが報道されて世の中の関心が高まる時期です。まぁここからスタートっていうことですね。


STEP2:流行期

世間から注目されまくってめちゃくちゃ盛り上がる時期です。いろんな事例もたくさん出る一方でそれ以上に失敗事例も増えちゃう時期です。


STEP3:幻滅期

流行期で過度に期待されまくっちゃって、技術が過度な期待に応えられず、一気にみんなの関心が失われ、「幻滅の谷」に陥ります。メディア・マスコミはその話題や技術を取り上げなくなります。


STEP4:回復期

メディアでその技術が取り上げられなくなった一方、いくつかの事業はまさに「啓蒙の坂」を登りながら頑張って続けて、その活用方法を理解するようになります。


STEP5:安定期

最終的に技術は徐々に安定し、第二世代、第三世代へと進化し、安定的な技術になってきます。


とまぁこんな感じで技術っていうのは定着していきます。

ブログにハイプサイクルのグラフの画像を貼っておきますが、見事なN字曲線なんですよね。



まぁ言われりゃ確かに〜ってなるんですけど、


なんでこんな話をするかというと、まさに我々が提示したweb3中間提言で書いてあるこの言葉!



これまでも新たな技術が生まれ、市民権を得る過程では、市場の乱高下や市 場・ルールの未発達ゆえの不正など、多くの困難を乗り越えてきた。熱狂の反 動を耐え抜いた起業家たちが、次代を担う創造的なビジネスを数多く生み出してきた。暗号資産業界が逆風を迎える今こそ、技術の本質を見つめ直し、事業投資の目利き力を磨き、安心・安全な web3 エコシステムの構築へと事業環境 の整備を加速しなければならない。


ココです!まさに今はSTEP3の幻滅期に入っていて、ここで「儲からない」とか「やっぱりただの流行りだったんだなぁ」みたいな感じで諦める方々はもったいなくて、ここで耐えて啓蒙の坂を登ることで、STEP4に入るわけです。



だからねぇ、web3がいかがわしいとか言ってる自称専門家とか評論家の方々はまぁそこそこに、焦らずこの卵を育てましょうってことですね。



諦めてたら世界に打って出ることなんてできないですから!


というわけで、みなさんも焦らずにweb3ともに盛り上げていきましょう!


川崎ひでとでした!じゃーねー!

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