top of page

「リスキリングしても仕事がない?」40代ママの切実な声から考える、日本の“新しい働き方”

音声配信はコチラから

 

この記事は、stand.fmにて配信している

「川崎ひでとの【ひでトーク】」を 生成AIを用いて要約したものです。



また、この放送のMCは

働くママを応援する事業支援サービス「Anymama」さん登録のメンバーの皆さんです。


MCの皆さんとは業務委託という形で、

しっかりお仕事としてご一緒させていただいています。


今週の配信もぜひ聞いて・読んでみてくださいね。

今日も聞いていただいてありがとうございます。 この番組では、子育て世代のママさんたちがスキルを活かして多様な働き方を実現するためのプラットフォーム「AnyMaMa(エニママ)」さんにご協力いただき、毎回いろんなママさんをゲストMCとしてお迎えしています。 先日ご出演いただいたのは、愛媛県松山市にお住まいの「おそばさん」。日中は別のお仕事をしながら、小学生と高校2年生のお子さんを育てるパワフルなママさんです。今回のトークでは、おそばさんのご経験から、今まさに政府が力を入れている「リスキリング(学び直し)」について、非常に示唆に富んだお話を伺うことができました。 ■リスキリングの理想と「40代・未経験」の壁 現在、オンラインのWebデザインスクールで学んでいるというおそばさん。国の補助金制度などを活用し、新しいスキル習得に励んでいるとのこと、本当に素晴らしいです。しかし、その一方で、切実な悩みを打ち明けてくれました。 「リスキリングで新しいスキルを学んでも、いざ就職しようとなった時に、40代の未経験だとどこも雇ってくれない。『論外』という雰囲気を感じるんです。リスキリングを進める政策はありがたいですが、その後の就職へのサポート体制はどのようにお考えですか?」 これは、多くの当事者が感じているリアルな声だと思います。なぜ、意欲もスキルもある人が、年齢や経歴を理由にチャンスを得られないという「ミスマッチ」が起きてしまうのでしょうか。 ■なぜ今「リスキリング」なのか?政策の裏側 実は、リスキリングの推進は、単に個人のスキルアップを応援するだけでなく、「日本の働き方」そのものを大きく変えていこうという狙いがあります。これまでの日本は、同じ会社に長く勤めれば年功序列で給与が上がる「メンバーシップ型雇用」が主流でした。しかし、変化の激しい現代において、国際競争に打ち勝っていくためには、個人の専門性やスキル(ジョブ)に応じて評価され、報酬が決まる「ジョブ型雇用」への転換が不可欠です。


能力の高い人が、それに見合った報酬を得て、さらに高いモチベーションで企業の成長に貢献する。この好循環を生み出すために、リスキリングは国と経済界が一体となって進めているプロジェクトなのです。 ■ミスマッチの正体と、これからの展望 ではなぜ、現場ではおそばさんのようなミスマッチが起きているのか。その一因は、こうした新しい働き方が、まだ大企業を中心に導入が進んでいる段階で、地方の中小企業にまで浸透しきっていない点にあります。


しかし、私は悲観していません。日本全体が急速な人口減少と人手不足に直面している今、状況は確実に変わります。特に地方では、「40代で未経験だから」などと言っていられない時代がすぐそこまで来ています。「そのスキルがあるなら、ぜひうちで働いてほしい」と、年齢やブランクに関係なく、能力で人が選ばれる社会へと間違いなくシフトしていくはずです。 ■AI時代だからこそ光る「人間力」 おそばさんが学ぶWebデザインの世界も、AIの進化で大きく変わろうとしています。デザインの自動生成も可能になる中で、人間にしかできない価値とは何でしょうか。


おそばさんは、こう語ってくれました。


「クライアントが抱える悩みに寄り添い、希望を汲み取れるのは人間だけ。そこに人としてのスキルが活かされるんだと思います」


私も全く同感です。私がデザイナーの方にお願いする時も「この部分を『ボーン』とさせて、『ふわっと』した感じで」といった抽象的な表現を多用してしまいます。こうした言葉の裏にある意図やイメージを的確に汲み取り、形にするコミュニケーション能力こそ、AIには真似のできない、人ならではの価値だと思います。 ■おわりに 実はこのリスキリング政策は、私が2021年に初当選した際、若手議員でチームを組んで「新しい資本主義」の柱として提言し、前に進めてきた思い入れの深い政策です。


政策が社会に根付き、効果を発揮するには時間がかかります。しかし、おそばさんのような現場のリアルな声に真摯に耳を傾け、課題を一つひとつ解消していくことで、誰もがスキルを武器に、年齢や環境に縛られず活躍できる社会を実現できると確信しています。


おそばさん、貴重なお話を本当にありがとうございました。私も、皆さんの声に後押しされながら、しっかりと勉強し、政策を前に進めてまいります。



「毎週ヒデトーク」では、これからも様々な立場の方々と語り合い、政治をより身近に感じていただけるような配信を続けていきます。ぜひお聴きください。


 
 
 

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page