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【アップデートログ】「いいものを作るだけでは普及しない」―JグランツとGビズポータル、三重県行政書士会への出張レポート―

この記事は、音声配信「川崎ひでとのアップデート・ログ」をAIで要約したものです。

コンテンツ配信はコチラから


■ はじめに



どうも、川崎ひでとです。川崎ひでとのアップデートログ、本編のお時間です。


Spotifyでお聴きの方はこの本編から流れていきます。

Voicyの方はチャプターが分かれており、チャプター1では最近ハマっている「腸活」についての小話をお届けしています。「持久力菌」なるものが存在するらしい、というちょっと面白い話ですので、Voicyでぜひチェックしてみてください。

Voicyではプレミアムリスナー向けに「ひでとの裏譚」という有料コンテンツもお届けしています。よろしければそちらもどうぞ。


さて、今日の本編アップデートに入ります。今日――正確には3月23日(月)のお話です。


なお、Spotifyもとても良いプラットフォームなのですが、デジタルツールの普及という観点からすると、海外サービスより日本の国産事業者に頑張ってほしいという思いもあります。できればVoicyの方もぜひ聴いていただけると嬉しいです。



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■ 三重県行政書士会への出張――アナログな営業こそが普及の鍵



この日はデジタル庁の職員のみなさんと一緒に、三重県の行政書士会へ出張してきました。


目的は、デジタル庁が開発した「Jグランツ」と「Gビズポータル」を行政書士の皆さんに直接ご紹介するためです。三重県行政書士会の若林会長にお願いをして、研修の場を設けていただきました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。


ここで私が常々感じていることをお話しします。デジタル庁は本当に素晴らしいツールを開発してくれていますが、「良いものを作る」のはあくまで大前提です。使ってもらえなければ意味がない。だからこそ、アナログな営業活動がとても重要だと思っています。


その好例が宮崎県の都城市です。軽バンを改造した「出張申請サポートカー」を走らせ、地域を一軒一軒回ってマイナンバーカードの申請をその場でお手伝いするという、徹底したアナログの取り組みで、全国トップの普及率を達成しました。


どれだけ優れたデジタルツールも、使い方がわからなければ誰も使いません。現場に出向いて、顔を見て、手をとって説明する――この積み重ねがデジタル化の土台をつくるのです。


行政書士の皆さんは、事業者と行政をつなぐ大切な存在です。その皆さんにJグランツやGビズポータルを知っていただければ、情報は自然と事業者の方々にも広がっていきます。今回の行政書士会への出張も、まさにこの考え方に基づいたものです。



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■ Jグランツとは――補助金の検索から申請まで一気通貫




Jグランツとは、補助金・助成金をオンラインで検索し、そのまま申請まで完結できるデジタル庁のシステムです。


これまでの行政手続きといえば、たくさんの書類を準備して窓口まで足を運ぶのが当たり前でした。それがJグランツなら、パソコンから補助金を探して、そのまま申請ボタンを押すだけで完了します。


さらに、行政書士の皆さんが事業者に代わってオンラインで「代理申請」することも可能になっています。今年1月1日には行政書士法が改正され、「デジタル社会の推進」が行政書士の正式な業務に位置づけられました。法的な後ろ盾ができたことで、行政書士がデジタルツールを活用して事業者を支援する体制が、よりしっかりと整いました。


事業者は本業に集中できる、行政書士は効率よく業務できる、行政側は迅速に処理できる――三者全員にメリットのある仕組みです。ぜひ皆さんにも積極的に活用していただきたいです。


Jグランツには国・都道府県・市区町村の補助金情報が掲載されていますが、まだ載っていない自治体もあります。理由は大きく2つです。


【パターン①】Jグランツの存在を知らない

 → まずは知ってもらうことが第一歩。掲載は無料でできます。


【パターン②】すでに独自の申請システムを持っている

 → 独自システムの維持コストは決して安くありません。

  Jグランツへ乗り換えることで行政コストを大幅に削減できます。


市役所の職員の方や市会議員の方がいらっしゃれば、ぜひ地元でJグランツを広めていただければ嬉しいです。Jグランツへの掲載・活用に向けて一緒に動いていきましょう。



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■ Gビズポータルとは――法人手続きをまるごとデジタル化




もう一つご紹介するのが「Gビズポータル」です。今週末(3月末)にいよいよリリース予定の新サービスです。


法人版マイナンバーとも呼ばれる「GビズID」を活用して、事業者の行政手続きをまとめてスムーズにすることを目的としたポータルサイトです。事業者の皆さんが「情報がないから補助金がもらえなかった」「調べるだけで時間がかかってしまった」といった状況を一刻も早く解消することを目標に開発されました。主な機能は以下の3つです。


 ① 補助金・助成金の検索

   Jグランツと連携し、Gビズポータル上からも補助金を一括検索できます。


 ② 電子ロッカー(チャット機能)

   事業者・行政書士・市役所の三者が、同じチャット上でリアルタイムにやりとりできます。

   これまで「事業者⇔行政書士」「行政書士⇔市役所」と何往復も必要だったやりとりが

   一か所に集約され、手続きの進捗も一目で確認できます。


 ③ 手続きジャーニー(AI検索)

   「カフェをオープンしたい」と入力するだけで、必要な申請・使える補助金・

   手続きの順番がAI検索で一気に表示されます。

   「何から始めればいいかわからない」という疑問をまるごと解決してくれる機能です。



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■ 目指す世界――IDとパスワードの乱立からの脱却



今の行政手続きでは、省庁や自治体ごとに別々のIDとパスワードが必要なのが当たり前です。国交省専用のID、県のシステムのID、市のシステムのID……これが何十種類と存在し、事業者はその管理だけでも一苦労です。これはどう考えても、現代のデジタル社会にふさわしい姿ではありません。


JグランツとGビズポータルが全国に普及することで、GビズIDというひとつのIDで多くの行政手続きが完結する世界を目指しています。


将来的には申請を受けた行政側の審査もAI化が進む見込みです。現在は市役所の職員の皆さんが目で確認しながら一件一件審査していますが、AIによる一次審査が導入されれば、承認スピードが大幅に上がります。


デジタル庁が開発したAIシステム「源内」はすでに各省庁に展開され始めており、国土交通省では建設許可の審査効率化への活用が動き出しています。事業者の皆さんが申請してから承認を受けるまでの時間が短くなれば、資金繰りにも余裕が生まれますし、事業のスピードも上がります。こうした一つひとつの改善が、日本の経済活力を底上げしていくと信じています。



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■ まとめ――デジタル化は「知ってもらう」ところから始まる



どれだけ優れたシステムを作っても、触ってみる機会がなければ「よくわからない」で終わってしまいます。そうなるとデジタル化はどんどん遅れていく。特に中小企業や個人事業主の方々は、情報を得る機会が大企業と比べて少ない分、こうした直接的な周知活動がより大切です。だからこそ、政務官でいる間はできる限り多くの地方自治体や団体に足を運んで、デジタル庁のツールを直接ご紹介していきます。


「知ってもらう→使ってもらう→広めてもらう」


このサイクルをしっかりと回していくことが、日本全体のデジタル化を着実に前進させる道だと信じています。今回の三重県行政書士会への訪問もその第一歩。こうした活動を全国で積み重ねていきます。



デジタル化の恩恵を、事業者の方にも、行政書士の方にも、そして行政の方にも届けたい。そのために、現場に出て、顔を見て、丁寧に伝え続けていきます。日本各地に出向いて、一人でも多くの方にこのツールを使っていただけるよう、これからも精力的に動いてまいります。


それではまた次回、川崎ひでとのアップデートログでお会いしましょう。今日も一日張り切ってまいりましょう。じゃあね!



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