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【アップデート・ログ】iモード終了、F1鈴鹿、そして通信の未来──3月31日、年度末に思うこと


この記事は、音声配信「川崎ひでとのアップデート・ログ」をAIで要約したものです。(使用AI:Claude / Anthropic)


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はじめに──3月31日、年度末のざわめき

どうも、川崎ひでとです。今日も聞いていただいてありがとうございます。

今日は2026年3月31日、火曜日。月末であり、年度末です。

今日が最後の出勤日、という方も多いんじゃないでしょうか。異動の季節ですね。僕も会社員だった頃は、この時期になると、ワクワクした気持ちと少しの寂しさが入り混じる独特の感覚があったのを覚えています。

コロナ前の時代は、退職や異動の送別会も盛大にやってもらえて、翌4月1日には新しい部署で盛大に迎えてもらって。送り出してくれる仲間がいて、迎えてくれる仲間がいる。そういうベタな会社員生活を、ドコモ時代に経験できたことは、今でも大切な財産だと思っています。

さて、そのドコモにまつわる、今日ならではのビッグニュースがあります。


iモード・FOMA、今日でサービス終了

今日3月31日をもって、NTTドコモの「iモード/FOMA」がサービスを終了します。

これを聞いている方の中にも、同世代の方はきっとピンと来るんじゃないかと思います。iモードもフォーマも、僕たちの青春と切っても切り離せない存在でした。




ガジェットオタクだった僕の携帯遍歴

当時の僕は、割とガジェットオタクでした。バイトをしては機種変更する、そんな繰り返し。ストレート携帯、パカパカ折りたたみ携帯、スライド式でシャキンと開く携帯——ありとあらゆる形状の端末を楽しんでいました。



当時は国産メーカーが本当に強かった。パナソニック、NEC、富士通。各社が競い合って、面白いギミックを搭載した端末を次々と出してきていました。重さ争いなんていうのもあって、「92グラムだ、93グラムだ」と1グラム単位で競っていた時代です。今思えば笑えますが、あれが当時の最前線でした。



iモードはなぜ「ガラパゴス」になったのか

iモードは、本当に革命的なサービスでした。携帯電話でインターネットができる、メールができる、コンテンツが楽しめる。あの当時、世界でも類を見ない先進的なサービスだったことは間違いありません。



ただ、振り返ってみると、iモードが生み出した文化は**「国内に閉じてしまった」**という側面がありました。各メーカーがガラパゴス的に競い合い、独自の進化を遂げていった結果、いざiPhoneという「黒船」が登場した時に、日本の国産メーカーは太刀打ちできなくなってしまった。そこから国産メーカーの衰退が始まったんじゃないかと、今になって感じます。



日本の技術力は本物でした。ただ問題は、その技術をどの方向に向けるか——そのベクトルを決める視点が、当時は内向きになってしまっていたことだと思います。



海外にしっかり目を向けて情報を取り続けることの重要性。iモードの終わりを迎えた今日という日に、改めてそのことを噛みしめています。



それでも、iモードは間違いなく素晴らしいサービスでした。同世代の方は、ぜひ今日、ドコモの公式Xを見てみてください。FOMA・iモードに別れを告げる投稿がたくさんされていて、本当にエモいです。懐かしい気持ちになれますよ。



先週末のF1鈴鹿グランプリ、通信環境が激変した

通信つながりで、もう一つ大きな話題があります。先週末、僕の地元・鈴鹿市でF1日本グランプリが開催されました。


鈴鹿は盛り上がりました。今回も多くの海外からの来場者が訪れ、街全体がお祭りムードに包まれました。日本人ドライバーが不在だったのは少し残念でしたが、それでも熱気は変わりません。



ただ、毎年課題になっていたのが通信環境の問題です。



輻輳(ふくそう)との戦い


これだけ大規模なイベントで多くの人が集まると、携帯電話の電波が干渉し合って、つながりにくくなる「輻輳(ふくそう)」という現象が起きます。鈴鹿サーキットでは、このF1開催時の輻輳がずっと課題になってきました。



これを放置していいはずがない、ということで、モータースポーツ議員連盟でも通信環境の改善を重要課題として位置付けてきました。そして総務省を中心に、各通信事業者に働きかけてきた結果、今回は大きな前進がありました。



各キャリアの取り組みが実を結んだ

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天——それぞれが今回、本当に頑張ってくれました。

具体的には、以下のような取り組みが行われました。



新たな固定基地局の設置:サーキット周辺に新たな基地局を建て、電波の供給量そのものを増やしました。

移動基地局の活用:F1開催期間中だけ限定で、移動基地局(車載型の基地局)を配置することで、混雑時のカバー力を補いました。

新技術による電波の効率化:新しい周波数の使い方や電波の効率化技術を搭載したシステムを導入し、同じ電波でより多くの人が快適につながれる仕組みを整えました。

その結果、今回は「電波がつながらない」「輻輳で困った」という声がほとんど出なかったようです。これは本当に大きな成果だったと思います。



F1 × ローカル5G──観戦体験がエンタメに変わる

さらに今回、F1鈴鹿での通信環境改善は、単に「電話がつながる」というレベルを超えた話にもなっています。



F1は「国際チームスポーツ」でもある

少し余談ですが、F1の面白い側面を紹介します。F1はサーキットで行われるレースですが、実はチームのメカニカルスタッフの一部が本国(例えばアメリカ)に残ったまま、リモートでレースに参加しているんです。



鈴鹿サーキットにいるエンジニアと、アメリカ本国にいるスタッフが通信でつながりながら、マシンの状況やコースのコンディションを共有しつつ作戦を立てていく。これがF1の、あまり知られていない面白さでもあります。



ただ、これだけ多くの観客がいる中で、チームが必要とする高速・安定した通信環境を確保するのは容易ではありませんでした。



ローカル5Gで「見るF1」から「体感するF1」へ

今回、新たに活用されたのがローカル5Gという技術です。


従来のF1観戦は、基本的に「見る」体験でした。マシンが目の前を走り、その速さと音を楽しむ——それだけでも十分迫力はあります。



しかし今後、ローカル5Gを活用した新しい体験が提供されるでしょう。それが、マシンの走行データのリアルタイム配信です。



F1マシンにはカメラだけでなく、各種センサーが取り付けられています。アクセルを踏んだタイミング、ブレーキングのポイント、ギアチェンジのタイミング——これらのデータをセンサーで感知し、ローカル5Gを通じて超高速で飛ばして、観客のスマートフォンにリアルタイムで届けるというサービスです。


「あのコーナーで、ドライバーが今ブレーキを踏んだ」「ここでアクセル全開に切り替えた」「ギアは今何速だ」——そういう情報がスマホで見られる。ただ「速いな」と見ていた体験が、一気にインタラクティブなエンターテインメントに変わります。



これは通信技術が生み出した、新しいスポーツ観戦の形です。こういう技術が少しずつ確立されていっていることを、とても頼もしく感じています。



鈴鹿F1の開催権、2030年以降も守りたい

最後に、一つ大きな課題についてお伝えしたいと思います。


実は、鈴鹿サーキットがF1の開催権を持っているのは2029年までです。2030年以降も鈴鹿でF1を開催し続けるためには、改めて開催権の交渉・契約が必要になります。

これは、地元・鈴鹿にとって死活問題です。



F1を開催することで、世界中から観客が訪れ、地元経済に大きな恩恵をもたらします。そのインパクトは、他のどんなイベントとも比べ物になりません。正直に言って、鈴鹿という街はモータースポーツなしには成り立たないとさえ思っています。


だからこそ、2030年以降も鈴鹿サーキットでF1が開催されるよう、さまざまな働きかけを続けていかなければなりません。モータースポーツ議員連盟としても、地元選出議員としても、この問題は全力で取り組んでいきたいと思っています。



おわりに──明日もF1と通信の話が続きます

今日はiモードの終わりという感傷的な話から始まり、F1鈴鹿での通信環境改善、そしてローカル5Gがもたらす新しいエンタメ体験まで、「通信」というテーマでつながった話をお届けしました。



振り返ってみると、iモードからiPhone、そして5Gへ。通信技術の進化は止まりません。その技術をどう社会に活かすか——それを考え続けることが、デジタル庁政務官としての僕の仕事でもあります。



明日もこのF1と通信にまつわる話の続きをお届けする予定です。ぜひまた聴いてください。

それでは今日も一日、張り切ってまいりましょう。じゃあね。



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