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【目次】
朝礼始めます。
おはようございます。
衆議院議員の川崎 ひでとです。
今日もひでとの10分朝礼にようこそ。
今この録音を録っているのは、2月21日の夜中12時18分。
ちょうど日付が変わったとこですね。
今日は地元三重県から最終の電車に乗って上京して参りました。
だいたい僕週末に地元に帰って地元で活動させていただいてから、日曜日とかあるいは月曜日の最終の新幹線に乗って東京に戻ってきます。
だんだんこういう最終列車で戻ってくる生活にも慣れてまいりました。
もう初当選から4ヶ月くらい経つんですね。
非常に早いもんです。
さあその中で先週2月の16日と17日、この2日間にわたって人生で初国会で質問に立たせていただきました。
この質問というのは国会議員の仕事の醍醐味の一つでありますけれども、
地元の意見とか、要望っていうのを質問という形に乗っけて政府に対してこう進言することができるっていう。
1対1でのやりとりもしくは1対政府側が多数っていうようなパターンがほとんどです。
ときに大臣に聞いたりとか、あるいは実務的な話なので、省庁の実務者にご回答いただいたりとかパターンは様々でございます。
すごい難しかったです!!
緊張もしましたし、とにかく難しかった!
何が難しかったかっていうと、
30分っていう枠なんですね、僕たちが与えられてる時間っていうのは。
これは30分間で僕が質問をして政府側が回答するっていうやりとりなんですけども、
この30分っての長すぎてオーバーしてもいけないし、逆に短くてもいけない。
ちょうど30分でやらなきゃいけないっていうのがありまして、
大原則なのか暗黙のルールなのか
難しいというのはですね、答弁いただける相手の「答弁の長さ」が全然わかんないっていうことなんです。
長いときもあれば短いときもあると。
長いと自分の質問が最後まで行ききらないうちに30分間終わっちゃうし、
短いと時間が余っちゃって、もうなんか聞くことないからって終わっちゃうっていう。
非常にこのコントロールが難しいっていうのがね、今回の質問でよくわかりました。
これからもいっぱい質問に立つ機会が増えると思うので、どんどん学んでいきたいなというふうに思います。
実は皆様にご理解をいただきたいんですけれども、
私の父川崎二郎がですね、かつて政治家をさせていただいてたときに、割と最近なんですけれども、ある雑誌で「政治活動をしてない」「さぼってる」みたいな感じで書かれたことがあって、
その理由は何かっていうと、『質問に全然立ってない議員』っていうので、そのうちの1人として槍玉に挙げられました。
これすごい悪意がある記事だなあというふうに思ったんですけども、
何かっていうと、我々のこの自民党っていうのはですね、この質問の機会をなるべく若手に与えようと。
若いうちからしっかり政府に対して質問をどんどんしてって場数を踏んで行けよっていう形でですね我々にこう質問のチャンスを多くいただけるんです。
その代わりにベテランの政治家の皆さんは、この質問を若手に譲ってるので、直接的に質問台に立つことはないと、こういうような状況です。
なので、もちろん40年以上も政治家やってる川崎二郎にはですね、当然ながら質問に立つ機会はなくて当たり前で、その分若手がしっかりと質問してるっていうことなんです。
だからその質問に立ってる立ってないだけをとらまえて、決してその政治活動をさぼってるとか、そういうふうには思って欲しくないなあというふうに思います。
これは完全にマスコミのミスリードです!
こういうことをきちんと政治家の口から話せるようになったという意味においては、こういうSNSだったり、YouTubeだったり、このstand.fmという音声配信サービスだったり、こういう文化が発達してよかったなというふうに心から思います。
さあこれからもしっかりとこういって、皆様にいろんなお話ができればなというふうに思います。
ということで今日はB面です。
さあB面!
いつもだったら砕けた話をするんですけれども今日はちょびっとだけ真面目な話をしようと思います。
なぜならばと言うとですね、
今回の質問をさせていただいたことをきっかけに、あの「見たよ」ってご連絡をいただけて。
僕と同じ世代の友人とかがですね、「初めてこの国会中継見たよ」と。
「国会ってこういうふうにできてるんだね」とか、
「あのとき言ったことをこういうふうに質問してくれたんだね」とか、
そういうお声をいただいてですね、すごく嬉しかったです。
僕も今もう40になりましたけど、若い世代が僕という媒介者を通じてですね、政治をしてくれるってのは非常に嬉しいなというふうに思いました。
今思えばNewsZEROで櫻井翔くんがニュースキャスターやってますけども、
当然今までニュースに興味がない方っていうのもすごくたくさんいたと思うんですけども、彼がジャニーズというアイドルなので、当然彼にはファンがたくさんいて。
彼を通じてニュースを見ようNewsZEROを見ようというふうに思った人も多いと思うので、
40歳という私がですね、政治家にならせていただいて、私をきっかけに政治というものがどういうふうに動いているのかというのを知ってもらえれば非常に嬉しいことだなと思いましたので、今日はちょっとそのあたりで日頃政治ってどういうふうに動いてるのっていうのを、僕目線で話してみようと思います。
「自民党ってこういうふうに流れてんだよ」、「日々動いてるんだよ」ってのを実はまったくもって教えてもらえなくて、
もう「自分で肌で感じろよ」っていう。。。
そこだけはすげえスパルタな党なので、僕が今日話すこと間違いかもしれないんですけれども、一応僕の主観で話してますので、僕が言ってることもある種正解だと思って聞いてください。
僕たちの1日はだいたい自民党の党本部で過ごします。
自民党の党本部には様々な会議体があって、例えば厚生労働に関する話し合いとか、あるいは、総務関係とか、国交省関係も。
様々な会議体があってそこでいろんな議題が話し合われます。
話し合われるといっても、
だいたいはですね、各省庁の皆様、官僚の皆様が「こういうふうに法律を変えようと思ってます」っていう案を持ってきて、
それに対して我々自民党がですね、
「いやそれってここちょっと現実と合ってないんじゃないか」とか、
「いやそれだったらこういうふうにすべきなんじゃないか」っていうのを自民党の中で喧々諤々議論します。
その議論した結果をどんどん自民党の中でエスカレーション、つまり上の方に上げていって最終的には総務会っていうところで承認を得てね、国会に提出されます。
これは要は、自民党って与党なので与党の中で決まったことっていうのが、国会の中で法律案として出てくるっていうことです。
それに対して野党が国会へいろいろと物申していく。
こういうふうな形になってます。
なので、僕たちは与党として国会の質問に立つ機会は、そんなに多くないかもしれませんけども、
これははっきり言うと、それまでにしっかりと自民党の中で議論して出てきたものだということなんで、その辺をまずはご理解をいただきたいです。
自民党でしっかりと話し合ったものが、国会として提出されて、それに対して野党がいろいろ言いますけれども、最終的には、議会と呼ばれるところで多数決で決まります。
だいたい、そういった流れになってますね。
ごめんなさい!今日前置きが長くてこれ話しきれなかったんで、またちょっとこれは
別のB面で続きを話そうと思います。
もう10分経っちゃいました。
今日はちょっと冒頭が長かったですね。
こんなこともある、これがstand.fmでございます.
ということで、今日も1日張り切っていきましょう。
バイバイ。
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