【アップデート・ログ】AI時代こそ「国語力」──国会開会を前に考えたこと
この記事は、音声配信「川崎ひでとのアップデート・ログ」をAIで要約したものです。
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はじめに──秋晴れの公園のベンチから
皆さん、こんにちは。川崎ひでとです。今回のアップデート・ログは、近所の公園のベンチに座りながら収録しました。見事な秋晴れで、外で話すにはこれ以上ない天気です。ただ、少し風が強く、風切り音がどれくらい入っているかが気がかりではあります。
実は今回、新しいワイヤレスイヤホンマイクを使って録音しています。iOSのバージョンアップで「空間オーディオ」の機能が使えるようになったこともあり、どんな音質で録れているのか、私自身も楽しみ半分、不安半分です。新しい道具はまず自分で試してみる。これはデジタル政策に関わる者としての習い性のようなものかもしれません。
10月に入り、私は10月1日の朝6時の新幹線で地元・三重県に戻ってきました。4日の日曜日まで地元で活動し、5日に開会する国会に向けて上京する予定です。
本当は10月5日に、後援会の仲間たちが主催してくれているゴルフコンペがありました。毎回楽しみにしていて、今回もぜひ参加したかったのですが、国会の開会日と重なってしまいました。仲間の皆さんには本当に申し訳ない気持ちですが、そのぶん国会でしっかりと仕事をしてまいります。
十五年ぶりの、夫婦二人きりの食事
さて、今回は少し個人的な話から始めさせてください。
地元の家に帰ってみると、子どもたちが二人とも修学旅行に出かけていました。上の子が中学3年生、下の子が小学6年生で、ちょうど同じタイミングで修学旅行が重なったのです。
子どもたちがいない家で、妻と二人きり。せっかくの機会なので、「ご飯を食べに行こう」と誘って、久しぶりに二人で食事に出かけました。
数えてみると、夫婦二人だけで食事に行くのは実に十五年ぶりでした。上の子が生まれてからは、どこへ行くにも家族一緒。二人で外食するという場面は自然となくなっていました。
加えて、いまの私は東京での仕事が中心です。地元を離れている時間が長く、息子と娘の世話は妻がほとんど一人で担ってくれています。正直なところ、かなりの負担をかけてしまっているという自覚があります。
十五年ぶりの二人きりの食事は、なんとも言えない、むず痒い感じがしました。照れくさいような、懐かしいような、不思議な時間でした。
もちろん、たった一回の食事で日頃の苦労に報いられるとは思っていません。感謝してもしきれないというのが本音です。それでも、せめてもの気持ちとして、美味しいご飯を一緒に食べることができて本当によかったと思っています。政治家という仕事は家族の支えがあってこそ成り立つものだと、改めて感じたひとときでした。
党の役職が内定──「想像していたもの三つ、していなかったもの三つ」
さて、話を来週から始まる国会に移します。
正式な発表は10月6日になりますが、次の国会に向けて、自民党の中で私がどのような役職を担うのか、内定の連絡をいただいています。少しずつ、自分の新しい役回りが見えてきたところです。
いま聞いている範囲で言えば、「想像していたものが三つ、想像していなかったものが三つ」という感じでしょうか。連絡を受けたとき、「なるほど、こういう役が回ってくるのか」というのが率直な感想でした。
私はこの二年間、総務大臣政務官とデジタル大臣政務官として政府の仕事に就いていました。政府に入ると、党の役職からは基本的に離れることになります。ですから、二年ぶりに党に戻ってきたタイミングで、一気に複数の役職がまとめて来た、という印象です。
党に戻れば、当然ながら党としての仕事がたくさんあります。加えて、今回の改造内閣では、塩崎彰久さんをはじめ、多くの仲間たちが政府に入りました。彼らが政府で仕事をしている間、党の役職は残ったメンバーでカバーしなければなりません。
そうした事情もあって、私にもおのずと役職が回ってきます。「ああ、自分もこういう役を担う期数になったのだな」と、当選回数を重ねてきたことの重みを感じています。
具体的な役職については、10月6日に正式に発表できると思いますので、もうしばらくお待ちいただければ幸いです。
軸は変わらない──DX・AXの政策
どのような役職に就くにせよ、間違いなく私が取り組むのは、DX(デジタルトランスフォーメーション)とAX(AIトランスフォーメーション)の政策です。
人口減少が急速に進むなかで、DX・AXを着実に進めていかなければならない。このことは、多くの方がすでに気づいておられる通りだと思います。働き手が減っていく社会で、これまでと同じ水準の行政サービスや生活の質を維持するためには、デジタルとAIの力を借りることが欠かせません。
一方で、AIは日進月歩で進化しています。便利になる反面、偽情報やなりすまし、サイバー攻撃といった脅威にもなりつつあるのが実態です。だからこそ、利活用の推進とリスクへの備えを両輪として、力の入った政策を組み立てていく必要があります。
私はこの二年間、政府の中でデジタル庁の仕事を学び、総務省で情報通信インフラについて学ばせていただきました。政府の内側で見てきたこと、学んできたことをしっかりと党に持ち帰り、政策の中に反映していく。それがいまの私の役割だと考えています。
DX・AXは、すべての分野に関わる
地元に戻ると、「農業のことをやってくれ」「もう少し厚生労働の分野をやってくれ」といった声をいただくことがあります。どれも大切なご意見で、ありがたく受け止めています。
ただ、私がお伝えしたいのは、DX・AXはそうしたすべての分野に関わっているということです。農業であれ、医療であれ、介護であれ、あらゆる分野にデジタルとAIは絡んできます。
たとえば農業では、生産者の高齢化と担い手不足が深刻です。センサーやデータを使った栽培管理、作業の自動化は、まさにDX・AXそのものです。医療や介護の現場でも、記録や事務作業の負担を減らすことで、人にしかできないケアに時間を振り向けることができます。
さらに言えば、特定の分野に直接関わらなくても、皆さんの生活の中にDX・AXが組み込まれることで、日々の作業が効率化されます。浮いた時間を、家族や地域、あるいは本当にやりたいことに使えるようになる。つまり生産性が向上するのです。
身近な例でいえば、文章一つを作るにしても、これまでは「うーん、うーん」と悩みながら書いたり、資料を作ったりしていたはずです。それがAIの力を借りることで、圧倒的に速くなります。空いた時間を他のことに使えるようになる。だからこそ、DX・AXは進めていくべきだと私は考えています。
AIが進むほど問われる「国語力」
ただし一方で、私自身が強く痛感していることがあります。それは、考える力、学ぶ力を失ってはいけない、ということです。
なかでも私が「本当に危ないな」と感じているのが、国語力です。
言葉を正確に伝えることは、とても重要です。ところが最近、話し言葉の延長線上にあるような文章が、やたらと目につくようになりました。正式な文書で使うべきではない、明らかな話し言葉で書かれた書類が増えていて、「大丈夫だろうか」と心配になることが少なくありません。
「それならAIでチェックすればいいじゃないか」と思われる方もいらっしゃるでしょう。実際にそうしている方も多いと思いますし、それ自体は良いことです。
けれども、言葉を話し、言葉を使いこなすのは人間です。言葉の良し悪しや、言葉に込められた情緒を自分で判断できなければ、この先とても困ることになると私は考えています。
AIは、まだ私たちの感情を読み取ることができません。だからこそ、私たちは「プロンプト」という言葉を使って、AIに正確な指示を与えています。その指示がどれだけ正確に、きちんと伝わるかを左右するのが、まさに国語力なのです。
AIの性能がどれだけ上がっても、使う側の言葉が曖昧であれば、返ってくる答えも曖昧になります。AI時代の生産性は、実はAIの性能だけでなく、人間の国語力に大きく左右される。私はそう考えています。
「行間を読め」ではなく、伝わる言葉を
最近目にする文章で気になるのは、主語がなかったり、目的語がなかったりするものです。「誰が、誰に、何の目的で」という肝心な部分が省略されて書かれている文章が、本当に多いと感じます。
書いた本人はわかっているのかもしれません。しかし、初めてその文章を読んだ人にはまったく伝わらない。そういうケースが、最近とても増えているように思います。
そして、伝わらないことを「行間を読め」という言葉で片づけてしまう。行間に込めた書き手の思いは、それはそれで大切にすればいい。けれども、その解釈を読み手に押し付けるのは違うのではないか、と私は思うのです。
相手に物事をきちんと伝えたいのであれば、伝わる言葉を選ぶ責任は書き手の側にあります。だからこそ、一人ひとりが国語力をしっかりと身につけておくべきだと考えています。
これは政治の世界でも同じです。法律や政策の文書、国民の皆さんへの説明は、誰が読んでも同じ意味に受け取れることが求められます。言葉を正確に扱えなければ、政策の意図も正しく届きません。私自身も、改めて肝に銘じたいと思っています。
日本語の豊かさを大切に
さらに言えば、日本語は英語などとは違い、感情や感覚を細やかに表現できる言葉です。たとえば「ふわふわ」のような擬態語は、なかなか外国語では言い表せません。
こうした日本語ならではの表現の豊かさも、私たちはしっかりと大切にしていかなければならないと思います。
AI・デジタルの時代には、数学や情報工学といった分野がますます重要になります。それは間違いありません。ただ、その土台として、私たちは国語力を高めていくべきではないか。公園のベンチで秋風に吹かれながら、ふとそんなことを考えていました。
DX・AXを推進する立場だからこそ、技術だけでなく、それを使いこなす人間の力、とりわけ言葉の力を大切にしたい。それが今回、皆さんにお伝えしたかったことです。
まとめ──いよいよ国会へ
来週からいよいよ国会が始まります。新しい役職についても、正式に発表できる段階になりましたら、改めて皆さんにご報告します。
党に戻った立場から、DX・AXの政策をしっかりと前に進めていくとともに、国会での動きについても、引き続きこのアップデート・ログでお伝えしていきます。
それでは、今日も一日張り切ってまいりましょう。じゃあね。
今回のハイライト
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✔ ① 十五年ぶりの夫婦二人の食事
子どもたちの修学旅行が重なり、妻と十五年ぶりに二人きりで食事へ。東京中心の生活で家庭を支えてくれている妻への感謝を改めて実感しました。
✔ ② 党の役職が内定、軸はDX・AX
10月6日に正式発表予定の党役職は「想像していたもの三つ、していなかったもの三つ」。二年間の政務官経験を党に持ち帰り、DX・AX政策に力を注ぎます。
✔ ③ AI時代こそ国語力
AIに正確な指示を出すのも、相手に思いを伝えるのも言葉の力。主語や目的語を省いた「行間を読め」ではなく、伝わる言葉を身につけることが大切です。
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この記事は音声配信「川崎ひでとのアップデート・ログ」(2026年10月2日収録)をAIで文字起こし・構成したものです。




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