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【ホンネ会議#21】僕、3回目の収録です…!現役政治家が語る「営業」と「アフターフォロー」

この記事は、Spotifyビデオポッドキャスト「川崎 ひでとのホンネ会議」をAIで要約したものです。




どうも川崎ひでとです!「川崎ひでとのホンネ会議」、今日で第21回目となります!

実はですね、これ


取り直しなんです。テイク2でございます。


今、参議院選挙の真っ只中なんですが、総務大臣政務官の仕事のために、ほんの数時間だけ上京していました。


朝、曇り空で少し涼しかったので、散歩がてら赤坂の宿舎の周りを歩いていたら、かつてお世話になっていたNTTドコモのビルが見えてきて。社会人としての青春時代を過ごした思い出に浸っていたんですが、その時ふと思ったことがあったので、そこで収録しちゃおうと!

通勤の方々がいる中で、いかにもウォーキングしているような格好で収録したんですが、その時使ってたイヤホンマイクの性能が本当に悪くて…!



僕の声が全然入ってなくて、周りの風切り音や車の音だけがワーワー入ってたんです。

何を喋ってるのか全然聞こえなかったので、改めて取り直しています。


正直、テイク1の方が熱量はこもっていたと思うんですが、一度喋った内容なので頭の整理はできているかと(笑)。 悔しい思いをしながら、改めてお話しさせてください。 



「営業って何だろう?」元ドコモ社員の悔恨


今日は、僕の過去の経験も踏まえて、「営業って何なんだろう?」という話をしたいと思います。特に、僕が以前お世話になっていた会社で営業職をされている方には、改めて見直してほしいな、と。(もしかしたら「あいつ、好き勝手言ってるな」と思われるかもしれませんが、お許しください!)


何を隠そう、僕はNTTドコモに入社した時、いわゆる「営業職」として採用されました。 最初の配属先である栃木支店では、半年間のドコモショップ研修を経て、営業部に配属になりました。


当時のドコモの営業スタンスは、ドコモショップという「代理店さん」が運営するショップで携帯電話を売るのが大きな販売戦略の柱でした。

代理店というのは、ドコモの看板を名乗る権利を与えられ、ドコモの代わりに携帯電話を売ることで、その分手数料をもらうビジネスモデルです。 


僕らはまず半年間ショップに入り、販売システムや販売トークを学んで実践するんですが、半年ってやっぱり短いんですよね。

慣れてきたかな?くらいの頃には、もうドコモの方に戻ることになるので、正直「もったいないな」と感じていました。 


その後、営業部に入って何をしていたかというと、主に栃木県内でのプロモーション(新聞やフリーペーパーへの広告掲載など)や販売計画(ドコモショップごとの販売ノルマのようなもの)、そして物流(どのお店に何台の「らくらくホン」を入れるか、など)といった、どちらかというとマーケティング的な仕事が多かったんです。

とにかくそれが忙しくて、その忙しさがなんとなく「自分は仕事をしている」と思わせていたんだろうな、と今になって思います。 


本社に行ってサービス開発やマニュアル作成の仕事も経験し、dカードの仕事もさせてもらいました。

大都会・渋谷支店で働いたこともあります。 そこでは「代理店ルート担当」という、本社や支店からの通達をドコモショップに伝えつつ、ショップの店長と一緒に販売計画達成のために何をすべきかを考える仕事をしていました。 


ここにこそ、僕のちょっとした後悔があるんです。


正直言って、

僕らは携帯電話を「売ってない」んですよ。


 あくまでドコモショップのスタッフさんが売ってくれている。なのに、いつも店長と話すことで、一番「営業をした気」になっていました。でも、そんなの営業でも何でもなくて、言葉を悪く言えば「時間潰し」みたいな感じだった気がしています。 


もっとやれることがあったはずだと後悔しています。例えば、本当にショップのため、会社のため、自分のために販売計画を達成しようと思うなら、少しでも長い時間フロアに立って、お客様に商品の説明を一生懸命して、セールストークをして、1台でも多く、1つでも多くのサービスを売ることに注力すればよかった。



その上で、本社が作っているセールスマニュアルを実際に使ってみて、「これ、マジで使えないじゃん!」と思ったら、それを変えるように本社に働きかける。これこそが、ルート担当の仕事だったはずなんです。 


だけど、当時の僕は若かったというのもあって、ショップのスタッフから意見を聞いても、それを会社のルールや運用方法、セールストークの修正にまで波及させる能力がありませんでした。



本社の人たちも、当時の雰囲気では、支店の一ルート担当の言うことなんか聞かない、という感じでしたし。(今は知りませんよ!ドコモをディスっているわけじゃないです!) 


そんな状況を変えられないまま、「僕は会社にとってもお店にとっても、自分にとってもプラスにならないことに時間を費やしていたんだな」と、ふと今になって思ったんです。 



政治家にとっての「営業」と「アフターフォロー」


そして、なぜこんな後悔をしているかというと、

今の僕の仕事、政治家と全く同じなんです。 


今、こうして政治家という仕事をさせてもらっていると、「自分という商品を、多くの有権者に売らなきゃいけない」じゃないですか。 要は1票を入れてもらうことが、とても大切なんです。 


でも、営業経験がないと、自分のことをどうやって売り込んでいいか分からないし、いざ断られた時のメンタルがめっちゃ弱いんです。 昔から「失敗してもいいから、とにかく頑張って売ろう」という精神力が鍛えられていないもんだから、こういう苦悩があった時に、すごく弱いな、と思いました。 


だからこそ、そういうこともやりたいなと思ったし、逆に今こういうことをやっていると、

一度売ったら終わりじゃダメなんですよね。 


当然、皆さんも商品を買ってもらったら「この商品、どうでしたか?」とアフターフォローをしますよね。 でも、政治家においては、当選してしまうと、もちろん時間的な制約もあるんですけど、


有権者の皆さんに会わないとダメじゃないですか。 それが、最も普通の商品と違って、政治家という人を選んでもらう所以なんです。 


だから、次の選挙まで全く顔を合わせないなんてことは論外です。 38衆議院はいつ解散があるか分からない恐怖心もあるので、そんなことは滅多にないんですが、なるべく多くの方々に会おうと頑張ります。 


しかし、参議院議員は6年間という長い期間があるので、やっぱり油断してしまって、「自分という商品を買ってくれた人たちに会いに行く」という作業をサボってしまうケースが、往々にしてあるんです。 


そんなことをやっていると、いざ選挙、つまり「更新時期」になった時に、「6年経ったから同じ商品を更新してください」って、それは無理じゃないですか? 


だから、僕ら政治家は、一度きり買ってもらうんじゃなくて、その後も「この商品(つまり川崎ひでと)いいよね、次の選挙の時も、次の更新時期も、また利用するよ」と言ってもらえるように頑張ろう、と改めて気付いたんです。 こういうふうに思った時に、「あ、これが営業なんだな」と改めて感じました。 



後輩たちと政治家への提言


なので、今日のこの話の結論は2つあります。

  1. かつて会社で働いている後輩たちへ

    • 「営業」というものを知ることはとても大事です。会社が大きいと、どうしても社内のことしか見えなくなってしまいがちですが、本当に多くの異業種の方々と会って話すべきです。営業をしている人がいるからこそ、会社が成り立つんです。そこをぜひ見直してほしい。 

  2. すべての政治家へ

    • いきなり更新月、つまり選挙の時に行ったって、商品なんか買ってもらえませんよ!

    • 当選して一度も顔を出さない…というのは論外です。(もちろん、誰が投票してくれたかは無記名なので分かりませんが、少なからずお世話になっている方々の顔は思い浮かぶはずです。) そこにしっかり行かなければならない。これは僕も含めて、僕も全然足りていないので、自分への戒めとして言っています。 

    • 次も自分という商品を選んでもらおうと思ったら、アフターフォローをするのは営業としては当然です。そのために自分だったり、自分が足りない時は秘書さんがいたりしてくれるので、そういうアフターフォローをしましょう。 

    • 特に今、参議院選挙をやっていますが、こういう営業をちゃんとしていれば、こんな苦労はなかった、という後悔だって当然あるわけですから。 だから、参議院の皆さんは6年間という、ずいぶん長い期間を与えられているわけですから、そこをちゃんとやった方がいい。 

    • そこをちゃんとやらなかったことによって苦労するのは、いざ選挙になった時の周りのスタッフであり、後援会のみんなであり、党員のみんなであり、本当に多くの方に迷惑をかけることになるので、ぜひよろしくお願いします。 


今、参議院選挙真っ只中です。あと残り10日。 暑い日が続きますが、候補者の皆さん、頑張っていきましょう! そして応援してくれている皆様も、体調にはくれぐれも注意して、これからも頑張ってください! 


それではまたね!じゃね! 


 
 
 

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