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【ホンネ会議#35】デジタル政務官拝命のご報告と、高市新総理「所信表明演説」のプチ解説

この記事は、Spotifyビデオポッドキャスト「川崎ひでとのホンネ会議」をAIで要約したものです。コンテンツ配信はコチラから


どうも、皆さんこんにちは。衆議院議員の川崎 ひでとです。『ひでとのホンネ会議』、今週もご覧いただきありがとうございます。


最近、めっきり寒くなってきましたね。私も昨日、毛布を出したところです。冬はコートが着られるので、個人的には好きな季節です。

去年の年末に買ったお気に入りのコートが早く着たくて、楽しみにしています。皆さんも、風邪など召されませんよう、どうかご自愛ください。




どうも、皆さんこんにちは。衆議院議員の川崎 ひでとです。『川崎ひでとのホンネ会議』、今週もご覧いただきありがとうございます。


最近、めっきり寒くなってきましたね。私も昨日、毛布を出したところです。冬はコートが着られるので、個人的には好きな季節です。

去年の年末に買ったお気に入りのコートが早く着たくて、楽しみにしています。皆さんも、風邪など召されませんよう、どうかご自愛ください。


デジタル大臣政務官を拝命いたしました


さて、本題に入る前に、まずは皆様にご報告がございます。

この度、総務大臣政務官の任を終え、新たに #デジタル大臣政務官 を拝命いたしました。

総務大臣政務官の任期を終えた当初は、党の仕事に戻るものと考えておりましたが、思いがけず重要なお役目をいただくことになりました。

私の前職がNTTドコモであったことや、党のデジタル社会推進本部で活動してきた経緯もあり、その親和性を見ていただけたのではないかと思っています。周囲の皆様からも「デジタルは適任です」と温かいお言葉をいただき、その期待を裏切らないよう、全力で職務にあたる決意です。

デジタル大臣は、私と当選同期である松本尚さんです。年齢は松本大臣が上ですが、同期として日頃から仲良くさせていただいており、力を合わせて日本のDX(デジタルトランスフォーメーション)を前に進めていきたいと考えています。

また、私の所掌範囲には「サイバー安全保障」も含まれます。先日、ようやくサイバー法が成立したばかりであり、これから実務的な細部を詰めていく非常に重要なフェーズとなります。重責ではありますが、しっかりと取り組んでまいります。


10月24日 高市早苗 新総理「所信表明演説」


さて、本日10月24日、高市早苗 新総理による所信表明演説が衆議院本会議で行われました。私も議場で拝聴してまいりました。


(※ビデオPodcastをご覧の方へ:今、演説原稿の紙をお見せしようとしたのですが、背景効果のせいで映らないようです。申し訳ありません。音声でお楽しみください。)


演説の解説に入る前に、一つ言わせてください。



野党のヤジが、本当にうるさかったです


国民の皆様が注目し、「総理が何を語るのか」を静かに聞きたいと思っているあの場で、全く意味のないヤジを飛ばし続ける行為。あれは、国民の皆様の「聞く権利」を邪魔していることに他なりません。

特に残念だったのは、若手議員がヤジを飛ばしているのを、野党の先輩議員が誰一人として止めなかったことです。ここは議場の秩序として、しっかりと指導すべきではなかったかと強く感じました。


所信表明演説のポイント解説


気を取り直して、演説の中身について解説します。

全体を通して、高市総理のカラー、いわゆる「高市節」が随所にちりばめられた、非常に力強い内容でした。


1. 基本方針:「責任ある積極財政」への転換


まず、高市総理が明確に打ち出したのは「強い経済をつくること」です。

その基本方針として「責任ある積極財政」を掲げました。これは、無駄遣いをするという意味ではなく、国の未来に必要な分野に戦略的に財政出動(投資)を行うということです。

これにより、「所得を増やし、消費マインドを改善し、事業収益を上げる」という好循環を生み出し、「税率を上げずとも税収を増加させることを目指す。この明確な意思表示は、これまでの岸田政権や石破政権とは一線を画す、大きな方針転換の表れだと感じました 25。



2. 物価高対策:「丸投げ」しない政府の覚悟


この基本方針の上で、喫緊の課題である物価高対策が語られました。

高市総理は、「物価上昇を上回る賃上げは必要だが、それを事業者に丸投げしてはならない」と断言しました 26。政府の役割は、継続的に賃上げができる環境整備をすることであり、それが実現するまでの間は、国がしっかり国民生活を支援する、という内容です 27。

具体的な支援策も明示されました。

  • ガソリン税(暫定税率):

    1. 税制の変更は、システム改修や地方税法などの法改正が伴うため、時間がかかります。そこで、ガソリン税・軽油引取税の暫定税率は「早期の廃止を目指す」としつつ、廃止までの間は、代替財源を確保しながら「補助金を活用」して価格引き下げに対応する、という現実的なステップが示されました。

  • 医療・介護分野:

    1. 赤字に苦しむ医療機関や介護施設への対応は待ったなしです。賃上げや物価高を反映させるための診療報酬・介護報酬の改定を待たず、「報酬改定の時期を待たず」に、経営改善や処遇改善につながる「補助金を措置」し、効果を前倒しすると明言されました。これは、来る補正予算の大きな柱になるはずです。

  • 中小企業・農林水産業:

    1. 公共事業などの契約単価を見直すほか、「賃上げ税制を活用できない」中小企業や農林水産業者に対しても、地域の実情に合った支援メニューを設けるとしています。

  • 光熱費:

    1. 「冬の間の電気・ガス料金の支援も行います」と、明確に言及されました。


3. 教育:「高校・給食の無償化」を来年4月から


教育に関しては、「安定財源の確保と合わせて」という条件付きではありますが、「高校の教育の無償化」と「給食の無償化」について、来年4月からの実施を目指すと述べられました。



4. 経済成長戦略:「日本成長戦略会議」の立ち上げ


中長期的な戦略として、「日本成長戦略会議」を立ち上げることが発表されました 38。

岸田内閣の「新しい資本主義」に代わる、新たな司令塔と言えるでしょう。AI、半導体、航空宇宙、サイバーセキュリティなどを戦略分野と位置づけ、大胆な投資促進、人材育成、スタートアップ振興などを多角的に行うとしています。

特に私が注目したのは農業です。「農業構造転換集中対策期間」という5カ年の計画を定め、別枠の予算を確保するとしています。植物工場や陸上養殖、AI解析といった先端技術を活用し、輸出を促進する「稼げる農林水産業」への転換を目指すものです。



5. 注目点:「女性の健康」への言及


その他、エネルギー安全保障や国土強靭化などが語られましたが、私が個人的に嬉しかったのは「女性活躍」の項目で、「女性健康総合センター」について言及された点です。女性特有の疾患について、研究や人材育成、診療拠点の整備を進める司令塔として、その成果を全国に広げていくという内容が盛り込まれました。



今後の注目点:「少子化対策」の議論


一方で、今回の演説では「少子化対策」や「子ども政策」という言葉が、独立した項目として大きく取り上げられることはありませんでした。


これはおそらく、「経済を成長させ、医療や教育を無償化することで、国民の心や財布に余裕が生まれることこそが、最大の少子化対策である」という高市総理の考え方の表れではないかと推察します。


この点については、再来週以降の予算委員会などで、野党から必ず厳しい質問が出ることになるでしょう。そこでの答弁が、今後の大きな注目ポイントとなります。



終わりに:少数与党として、いかに実現するか


高市総理の所信表明演説は、非常に分かりやすく、やるべきことの優先順位が明確に示されたものでした。

問題は、これをどう実現していくかです。

政府と与党(自民党)が綿密にすり合わせを行うことはもちろんですが、私たちは今「少数与党」です。予算を成立させるためには、野党の皆様のご理解とご協力を得なければなりません。


明確に示された方針を「絵に描いた餅」に終わらせないためにも、これからが正念場です。私もデジタル大臣政務官として、まずは補正予算、そして来年度予算の成立に向けて、全力を尽くしてまいります。



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