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【毎週ヒデトーク】「大学無償化」のリアルと落とし穴。わが子の進学、お金で諦めないために知っておくべきこと

音声配信はコチラから

この記事は、stand.fmにて配信している

「川崎ひでとの【ひでトーク】」を 生成AIを用いて要約したものです。



また、この放送のMCは

働くママを応援する事業支援サービス「Anymama」さん登録のメンバーの皆さんです。


MCの皆さんとは業務委託という形で、

しっかりお仕事としてご一緒させていただいています。


今週の配信もぜひ聞いて・読んでみてくださいね。


皆さん、こんにちは!衆議院議員の川崎ひでとです。

私のポッドキャスト番組「毎週ヒデトーク」、今回は記念すべき第一回目のゲストだった「いっちー」さんを再びお迎えしました。



うだるような暑さが続きますが 、トークのテーマも「熱い」話題に。来年高校受験を控えるお子さんを持ついっちーさんから飛び出したのは、多くのご家庭が気になっているであろう、この質問でした。 「大学の無償化みたいな話って、結局どこへ行っちゃったんでしょうか?」


今回はこの「教育費」の問題を深掘りします。「大学無償化」のリアルな制度内容から、そこに潜む落とし穴、そして地方と都市の教育格差まで、わが子の未来のために知っておくべきお金の話を、包み隠さずお話しします。 「大学無償化」のリアル〜恩恵を受けられる人、受けられない人〜 「大学無償化」という言葉はよく聞きますが、その具体的な内容は意外と知られていません。 現在、政府が進めているのは、2025年度(令和7年度)から、子供が3人以上いる多子世帯を対象に、所得制限なしで大学授業料等(年間約70万円)を支援するというものです 。 しかし、この制度には大きな「落とし穴」があります。それは、子供の「カウント方法」です。この制度は、複数の子供が同時に学生である家庭の経済的負担(同時負担)を和らげるのが元々の趣旨です 。 そのため、一番上のお子さんが就職して扶養から外れると、たとえ弟や妹が大学生や高校生であっても、支援の対象外になってしまうのです 。

つまり、お子さんたちの年齢が離れていると、せっかくの支援が受けられないケースが出てきてしまう。ここが、今まさに議論のポイントとなっています 。誰もが恩恵を受けられるわけではない、というのがこの制度の「リアル」な姿なのです。


進学の壁は「学費」だけじゃない。地方と都市の深刻な教育格差 「経済的な理由で、子供のやりたいことを諦めさせたくはない」。 これは、すべての親に共通する願いだと思います。しかし、地方に住んでいると、学費以前に「学びたい場所がない」という深刻な問題に直面することがあります。私の地元・三重県でも、学生が集まらないという理由で、大学の学科が閉鎖に追い込まれるケースが出てきています 。驚くべきことに、高齢化が進む地方にこそ必要な「介護士」を養成する学科までもが、採算が取れずに無くなってしまうのです 。 一方で、東京の大学は資金が豊富なため、最新の医療機器などを導入できます 。そうなると、「学ぶなら最新の環境で」と考える学生が、ますます東京に集中してしまうのも無理はありません。 この格差を埋めるため、私は、例えば地元の半導体工場と連携した課外学習のように 、「その地方でしかできない学び」を創出することが重要だと考えています。


「教育無償化」が一極集中を加速させる?制度設計の難しさ さらに、教育無償化にはもう一つ、慎重に考えなければならない側面があります。それは、「地方から都市への人口流出を加速させてしまう」というリスクです。 東京や大阪のような財源の豊かな自治体は、すでに独自で給食費の無償化などを実施しています 。もし国が全国一律で給食費を負担するようになると、これらの自治体では予算が余ることになります 。その余ったお金で、「留学費用の無償化」といった、さらに手厚い住民サービスを始めるかもしれません。そうなれば、より良い教育環境を求めて、ますます人が都市部に集まってしまうでしょう。 私たち自民党は、野党の皆さんとも協力し、教育無償化の実現を目指しています。しかし、それが地方の衰退を招く結果とならないよう、地方創生の視点も踏まえた慎重な制度設計が不可欠なのです。 それ、どぶに捨ててませんか?大学「入学金」問題への挑戦 最後に、多くのご家庭を悩ませている、大学受験の「入学金」問題について。本命の国立大学の合否が分かる前に、滑り止めで合格した私立大学の入学金を支払わなければならず、結果的にそのお金が無駄になってしまう…。いっちーさんも「どぶに捨てるようなお金」と表現していましたが 、まさにその通りです。 実はこの問題、私たちも政治の場で改善に取り組んできました。合格発表から入学金支払いまでの期間が短すぎるという慣例を改めるよう、各大学に理解を求めて働きかけています。家庭に不必要な負担を強いる「どぶに捨てるお金」は、世の中から無くしていかなければなりません。 子供の進学というテーマには、様々な課題が複雑に絡み合っています。選択肢が経済的な理由で狭められることがないよう、これからも一つ一つの課題に真摯に取り組んでまいります。 さて、今回のトークはまだまだ前半戦。次週の後半戦も、ぜひお聴きください!

 
 
 

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