【毎週ヒデトーク】「高くて泊まれない!」日本人が国内旅行できない問題。解決策はクーポン?マイナポイント?
- anymama0274
- 19 時間前
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この記事は、stand.fmにて配信している
「川崎ひでとの【ひでトーク】」を 生成AIを用いて要約したものです。
また、この放送のMCは
働くママを応援する事業支援サービス「Anymama」さん登録のメンバーの皆さんです。
MCの皆さんとは業務委託という形で、
しっかりお仕事としてご一緒させていただいています。
今週の配信もぜひ聞いて・読んでみてくださいね。
皆さん、こんにちは!衆議院議員の川崎ひでとです。
私のポッドキャスト番組「毎週ヒデトーク」、前回に引き続き、ゲストMCに「おそば」さんをお迎えしました。
夏休みシーズン真っ只中、おそばさんからこんな切実な声が上がりました。「家族旅行を計画したいのに、有名な観光地は予約が取れないし、料金も以前の倍近くに高騰していて手が出せない…。外国からの観光客が増えるのは嬉しいけれど、私たち日本人が国内旅行をしづらくなっている気がします」 多くの人が同じように感じているこの「オーバーツーリズム」の問題。
今回は、なぜここまで宿泊費が高騰しているのか、その原因を分析するとともに、この状況を改善するための具体的な政策について、おそばさんと深く語り合いました。
なぜホテルはこんなに高い?4つの複合的な原因
まず、なぜここまで宿泊費が高騰し、予約が困難になっているのでしょうか。そこには、複数の要因が複雑に絡み合っています。
歴史的な円安:外国人観光客にとって、今の日本は「驚くほど安く旅行できる国」になっています。これにより需要が爆発的に増加しました。
休暇の集中:日本人旅行客も、ゴールデンウィークや夏休みなど、決まった時期に一斉に旅行します。 学校の修学旅行なども同じ時期に集中するため、バスの運転手不足も相まって、交通機関や宿泊施設の奪い合いが起きています。
コロナ禍の後遺症:コロナ禍で廃業してしまったホテルも少なくなく、そもそも客室の供給数が減っています。
日本の魅力:美味しい食事やアニメの聖地巡礼など、日本の文化的な魅力が、世界中の人々を惹きつけていることも大きな要因です。 どうすれば解決できる?具体的な3つの対策案と、その課題 この困難な状況を打開するために、政治の場でどのような対策が考えられているのでしょうか。
対策案1:休暇の分散化 最も効果的な対策の一つが、旅行需要を平準化させる「休暇の分散化」です。 例えば、私の地元の鈴鹿市では、これまで秋の観光シーズンに集中していた自動車レースのF1を、春の4月に開催時期をずらすことで、宿泊需要の分散化に成功しました。 しかし、個人の休み、特に大人と子供の休みを合わせるとなると、暦通りの休暇を変えるのは難しく、国全体で推し進めるには大きな課題があります。 対策案2:外国人観光客への二重価格 「外国人観光客にだけ料金を高く設定できないか?」という意見もよく聞かれます。 しかし、国の制度としてこれを行うのは非常に困難です。日本の憲法や諸外国との租税条約では、国籍によって税率を変えるような差別的な扱いが禁じられているため、「外国人宿泊税」のようなものは導入できません。 対策案3:日本人向けの旅行クーポン そこで、より現実的なのが日本人旅行客に限定したクーポン券や商品券を発行するという案です。 前半戦でもお話しした通り、現金給付は貯蓄に回ってしまう可能性がありますが、旅行などに目的を限定したクーポンであれば、確実に消費を促し、経済を回す効果が期待できます。 現金給付より効果的。マイナポイントが日本の未来を拓く この「目的を限定した支援」という考え方を、さらに推し進めた究極の形が**「マイナポイント」の活用**です。
マイナンバーカードが完全に普及すれば、政府は給付金を一律に配るのではなく、「旅行に使えるポイント」「お米が買えるポイント」といった形で、目的や期間を限定したポイントを国民に直接付与できるようになります。 例えば、最近のお米の価格高騰問題。政府は備蓄米を放出して価格を下げましたが、これは安く売りたくない農家にとっては苦しい政策でした。 もし「お米券」があれば、消費者は安くお米を買え、農家は適正な価格で収入を得られるという、両者にとってWIN-WINの関係が築けたはずです。 現金給付のような大味な政策から、マイナポイントを活用したきめ細やかな政策へ。それが実現すれば、今回のような観光需要の問題にも、よりスマートに対応できるようになります。私たちも、そんな未来を目指して、マイナンバーカードの普及と活用に全力で取り組んでいきます。 おそばさん、2週にわたり、鋭い視点でのご意見を本当にありがとうございました!
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