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【ホンネ会議#23】参院選敗北を総括する。自民党に足りなかった3つのこと。

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ども、川崎 ひでとです。

今回のホンネ会議は、先日の参議院選挙について話すしかありません!

厳しい選挙でした。私の地元・三重でも、そして全国でも多くの仲間たちが落選するという、大変厳しい審判を受けたと感じています。


今回は選挙を通じて感じた、自民党の敗因と課題について、率直にお話しします。


敗因①:選挙の「テーマ」がぼやけていた


まず最大の課題は、2024年の衆院選と同様に、自民党がこの選挙で何を一番のテーマにしているのか、非常に分かりづらかった点です。


例えば、参政党は「日本人ファースト」という外国人政策、国民民主党は「手取りを増やす」ための消費税減税、れいわは「消費税0」と、各党が明確な争点(メインイシュー)を掲げていました。


一方で自民党は、政権与党として全ての社会課題を網羅的に解決するという命題があるがゆえに、かえってメッセージが全方位的になり、焦点が定まらなかったのではないでしょうか。かつての安倍元首相が掲げた「経済再生、この道しかない」のような、有権者に「バシッ」と刺さるテーマがありませんでした。


挙句の果てに防戦一方で、「#実はやってる自民党」というなんとも情けないハッシュタグが誕生しました…



敗因②:「ウェッジイシュー」を国民に提示できなかった


政治には、あちらを立てればこちらが立たない、「ウェッジイシュー」と呼ばれる二者択一の課題が数多く存在します。例えば、「コスト削減」を追求すれば「品質」が落ち、「品質維持」を求めれば「コスト」が上がる、といった関係です。


今回の選挙における最大のウェッジイシューが「消費税」でした。


選択肢A:消費税を減税する

短期的な物価高対策に見えますが、中長期的には医療・介護・年金・少子化対策の財源が失われます。財源を国債で補えば、円安が進み、さらなる物価高を招くリスクがあります。



選択肢B:消費税を維持する

中長期的な社会保障の安定につながりますが、短期的な負担感は変わりません。


野党の多くは、今の生活を重視する「選択肢A」を訴えました。私たち与党は、このトレードオフを国民に丁寧に説明し、なぜ「選択肢B」が重要なのかを訴えるべきでした。


しかし、森山幹事長から出た「消費税を守る」というメッセージは、本来伝えるべき意図とは違う形で受け取られ、大きな誤解を生んでしまったと感じています。このウェッジイシューをぼやかしてしまったことが、大きな問題でした。



敗因③:党の「顔」と「若手サポート」の欠如


1. スポークスマンの不在


国民民主党の玉木代表や参政党の神谷代表など、野党には若く力強い「党の顔」がいました。対する自民党のフロントラインに、国民の期待を超える勢いがあったかというと、正直疑問が残ります。


挙句の果てには、「石破さんが来ると支持率が下がるから来ないでほしい」と言う都道府県連まで出る始末で、党のメッセージを力強く伝えるスポークスマンが弱かったと言わざるを得ません。



2. 若手候補者への圧倒的なサポート不足


私が党本部に言い続けたいのは、若手へのサポートが圧倒的に少ないことです。逆風の選挙では、長年当選を重ねて強固な地盤を持つベテランしか勝てません。地盤のない30代、40代の若手候補者は、逆風が吹けば簡単に吹き飛んでしまいます。



知名度を上げるためのYouTube広告を出すにも、若手候補者にそんな財力はありません。そもそも事務所の維持や秘書を雇うことすら困難です。


党がこうした若手を育てるための金銭的なサポートを全くしなかったことが、ベテランばかりが勝ち残る選挙につながったのです。



今後の決意


今回の敗因を真摯に受け止め、私は党に対し、「若手のサポート体制の確立」

と「選挙における明確なテーマ設定」

を強く求めていきます。


与党の役割は、安定した政権運営で国民の安心安全を維持・向上させることです。そのためにも、今後はウェッジイシューをきちんと提示し、「自民党の解決策はこれです」と明確に伝えられる政治家になりたいと、改めて決意しました。


これから開かれる党の会合も、単なる懇談会ではなく、徹底的に議論する「総会」にすべきです。未来のために、党内でしっかりと働いてまいります。


 
 
 

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