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【毎週ヒデトーク】「自民党って、どう思う?」に現役議員が切り込む!15年前に起きた“政権交代”の真実

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この記事は、stand.fmにて配信している

「川崎ひでとの【ひでトーク】」を 生成AIを用いて要約したものです。



また、この放送のMCは

働くママを応援する事業支援サービス「Anymama」さん登録のメンバーの皆さんです。


MCの皆さんとは業務委託という形で、

しっかりお仕事としてご一緒させていただいています。


今週の配信もぜひ聞いて・読んでみてくださいね。

皆さん、こんにちは!衆議院議員の川崎ひでとです。 私のポッドキャスト番組「毎週ヒデトーク」、今回のゲストMCは、岐阜県にお住まいのママ、「まっつん」さんです。 今、私がこの収録を行っているのは、東京・赤坂にある議員宿舎の一室です。宿舎の周りは、昼夜を問わず大勢のマスコミ関係者で埋め尽くされ、政局の緊張を肌で感じる毎日です。私たち政治家は、こうした日常の中で、どうしても自分たちの支援者や党の関係者といった、「内側」の声に耳を傾ける時間が多くなりがちです。 しかし、本当に知りたいのは、そうしたフィルターのかかっていない、皆様の率直な声です。そこで今回は、「一般のママさんから見た、自民党のリアルなイメージ」を伺うという、少し踏み込んだテーマでお送りします。

まっつんさんからは、こんな素朴で、しかし本質的な疑問が投げかけられました。 「物心ついた時からほとんど自民党が政権を担ってきたので、他の政党が中心になったら、この国はどうなるんだろう?という純粋な興味はあります」 実は、今から15年前、日本はまさにその「政権交代」を経験しました。そして、現在の政治状況は、当時と驚くほどよく似ているのです。今回は、その歴史の記憶を丁寧に紐解きながら、今の政治が抱える課題を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

15年前の「政権交代」― その引き金は、今と同じ“ガソリン減税”だった

2009年、自民党から民主党への歴史的な政権交代が起こりました。その最大のきっかけが、今、再び大きな争点となっている**「ガソリン税の減税」を巡る国会の混乱、通称「ガソリン国会」**でした。 ガソリン値下げを強く訴えた民主党は国民の大きな支持を得て、政権の座に就きます。そして、彼らがマニフェストの柱として高らかに掲げたのが**「コンクリートから人へ」**という、非常にキャッチーなスローガンでした。 これは、これまで道路やダム、ハコモノといった「公共事業」に使われてきた莫大なお金を大胆に削り、その財源を「子ども手当」などの形で国民一人ひとりに直接給付しよう、という政策でした。政治に関心が薄かった方々にはあまり記憶にないかもしれませんが、当時の政治ムードを象徴する言葉でした。 「コンクリートから人へ」がもたらした深刻な副作用と経済の停滞国民の生活を第一に考えるというこの政策は、一見すると非常に魅力的に聞こえます。しかし、その裏側で、日本経済は深刻な副作用に苦しむことになりました。 公共事業が全国で一斉にストップしたことで、建設業界が壊滅的な打撃を受けたのです。 まっつんさんも、当時「建設会社に内定をもらっていた友人が“内定切り”にあったのを覚えている」とおっしゃっていましたが、まさにその通りでした。全国で、夢や希望に満ちていた新社会人の未来が、政治の決定によって突然断たれるという悲劇が起きたのです。 仕事がなくなった大手建設会社は、これまで地方の中小企業が担ってきた民間の建築工事の分野に活路を求めました。その結果、体力のない中小の建設会社は価格競争に敗れ、次々と倒産に追い込まれていきました。この影響は、私たちの安全な暮らしにも直接及びました。 災害が起きても、復旧工事を担うはずの地域の建設会社がもう存在しないという事態が発生しました。 「高速道路の無償化」も行われましたが、その結果、道路の補修やメンテナンスに充てるべき料金収入がなくなり、

日本の大動脈である高速道路はボコボコのまま放置されることになりました。 お仕事がなくなれば、会社は潰れ、そこで働く人々とその家族が路頭に迷う。経済を健全に回し、社会インフラを維持することの重要性を、私たちはこの時に痛感したのです。さらに皮肉なことに、政権獲得の決め手となったガソリン減税も、いざ政権を担い、国の厳しい財政状況を目の当たりにすると「財源がない」という理由で、マニフェストを撤回せざるを得ませんでした

こうした状況に加え、東日本大震災への対応の混乱もあり、「今の政権に国を任せるのは不安だ」という世論が高まり、再び自民党が政権に復帰することになったのです。


歴史は繰り返す?2024年と2009年の“そっくりな構図” なぜ今、この15年前の話を詳しくするのか。 それは、現在の政治状況が当時と驚くほど似ているからです。 ・共通点①:当時と同じく「ガソリン減税」を掲げる国民民主党が支持を伸ばしています。

・共通点②:「自民党はダメだ」という批判の受け皿として、参政党のような新しい政党が登場し、存在感を増しています。 15年前と全く同じ構図が、今、繰り返されようとしているのです。自民党内では、この危機的状況をどう乗り越えるか、激しい議論が交わされています。中には、一度政権を明け渡し、野党として出直すべきだという「下野(げや)」論さえあります。

しかし、2009年の混乱を知る建設業界の方々からは、「あの悪夢を繰り返したくないから、自民党に何とか持ちこたえてほしい」という切実な声が、今も私たちのもとに寄せられています 。 私たち自民党は、この二の舞を踏むわけにはいきません。そのためには、国民の皆様からの信頼を回復し、自民党自身が骨身を削る覚悟で変わらなければならない。そう強く考えています。


では、自民党が変わるためには、まず有権者の皆様から「今、どう見られているのか」を正しく知る必要があります。 次回の後半戦では、いよいよ本題である「まっつんから見た、リアルな自民党のイメージ」について、さらに深くお話を伺っていきます。

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