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鈴鹿市役所との懇談会で未来を語る!

皆様、こんにちは!川崎ひでとです。


先日、鈴鹿市役所を訪問し、末松則子市長をはじめとする市幹部の皆様と、大変有意義な意見交換をさせていただきました。多岐にわたる鈴鹿市の現状と今後の展望について深く掘り下げ、私も国政の場から鈴鹿市の発展にどう貢献できるか、そのヒントを多く得ることができました。



鈴鹿市のさらなる発展に向けた力強い予算編成


まず、目を引いたのは、令和7年度の鈴鹿市の当初予算が過去最高の770億5千万円(一般会計)という規模になっていることです。


これは前年比3.5%増であり、全会計の合計でも2.8%増と、積極的な市政運営がうかがえます。


この予算は、市民の皆様の生活の質の向上と、持続可能なまちづくりを目指す鈴鹿市の強い意志の表れだと感じました。


特に、市税収入が個人・法人市民税ともに前年度を上回り、ふるさと納税も順調に伸びているというご報告は、鈴鹿市の経済が着実に成長している証であり、大変心強く感じました。



若者・子育て世代が安心して暮らせる鈴鹿へ


懇談会では、子育て支援策の拡充について活発な議論が行われました。特に、子ども医療費助成の対象が18歳の高校生まで拡充されるという点は、子育て世代の経済的負担を大きく軽減し、安心して子どもを育てられる環境整備に繋がるものと、私も大いに期待しています。保育補助者の雇用支援や、新たな小学校開校に向けたスクールバス運行準備など、きめ細やかな支援策が講じられていることに感銘を受けました。


また、若者の定住促進も重要な課題として挙げられました。東京事務所を拠点とした都市圏でのシティプロモーションや、産学連携による「鈴鹿で働らくプロジェクト」の実施は、若者が地元に戻り、鈴鹿で活躍できる場を創出するための重要な取り組みです。


私もこのプロジェクトを全力で応援し、若者が鈴鹿に魅力を感じ、戻ってきたいと思えるようなまちづくりを後押ししていきたいと思います。



健康長寿社会を目指す取り組み


高齢化社会を見据え、健康増進や福祉の分野でも新たな取り組みが進められています。特に印象的だったのは、認知症対策として補聴器購入費助成が新設されるという点です。


これは、軽度・中等度難聴者への支援を通じて、認知症やうつ病の発症リスク軽減を図る画期的な取り組みです。また、がん治療の医療提供体制支援として、地域がん診療連携拠点病院への放射線治療設備整備支援に2億円を計上するなど、市民の皆様が安心して医療を受けられる環境整備にも力が入れられています。



安全・安心なまちづくりと都市基盤の強化


防災・減災対策、交通安全、道路・河川分野といった安全・安心なまちづくりのための施策も充実しています。特に、多額の予算を投じて進められる三重中央中央消防指令センターの共同整備や、新たな総合防災情報システムの導入は、災害時の情報伝達を迅速かつ確実に行うための基盤強化に直結します。私も、南海トラフ地震や能登半島地震の経験を踏まえ、地域の防災力向上は喫緊の課題であると認識しており、国としても全力で支援していく所存です。


また、鈴鹿四日市道路や鈴鹿亀山道路の整備促進、新名神高速道路の4車線化整備など、広域的な幹線道路ネットワークの強化は、物流の効率化だけでなく、企業誘致や雇用創出にも繋がり、地域経済の活性化に不可欠です。鈴鹿亀山道路については、NEXCO中日本との調整などハードルが高い課題もございますが、私も地元選出の議員として、国交省と粘り強く協議し、早期実現に向けて全力を尽くしてまいります。



地域経済の活性化と魅力向上


産業振興の分野では、「鈴鹿で働らくプロジェクト」の拡充に加え、産業用地開発支援補助金の新設や、創業支援制度の創設など、企業誘致と中小企業の活性化に向けた具体的な支援策が展開されています。これらは、鈴鹿市の産業基盤を強化し、新たな雇用を生み出す上で非常に重要な施策です。


また、F1日本グランプリ開催時のタクシー供給不足の課題についても議論いたしました。イベント開催時の一時的な需要増加に対応するため、営業区域外のタクシー事業者が柔軟に参入できるような規制緩和の必要性について、私も強く共感いたしました。


F1を始めとする大規模イベントは、鈴鹿市の魅力を国内外に発信する絶好の機会であり、来場者の利便性向上は、経済効果の最大化に直結します。この点についても、国交省や関係団体と連携し、より円滑なタクシー供給体制が構築できるよう尽力してまいります。



今後の展望と私の決意


今回の懇談会を通じて、鈴鹿市が直面する課題と、それに対する積極的な取り組みを深く理解することができました。特に、F1開催による経済効果が市内で78億円、名古屋圏まで含めると約200億円にも上ったという報告は、鈴鹿市の持つポテンシャルの高さを改めて認識させてくれました。私も、この経済効果をさらに高めるため、サーキット周辺の通信インフラ整備など、国としてできる限りの支援を行ってまいります。

ガソリンの暫定税率廃止に伴う地方税の減少への対応、AI時代の新たな産業構造への転換、老朽化するインフラの長寿命化対策など、国として取り組むべき課題は山積しています。しかし、鈴鹿市との連携を密にし、皆様の声に耳を傾けながら、一つ一つの課題解決に向けて全力で取り組むことを改めて決意いたしました。

今後も皆様のご期待に応えられるよう、国政の場で全力を尽くしてまいりますので、引き続きご支援ご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。

川崎ひでと

 
 
 

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